2011/01/04

流通経済大柏の吉田眞紀人を見てきた

3回戦屈指の好カード、前橋育英と流通経済大柏の試合を見に行ってきました。

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ハイプレスでボールを奪った勢いそのままにタテに速く攻める流経と、浦和内定の14小島秀仁と7湯川純平のセントラルMFを中心にパスを散らして攻めてくる前育。とてもスリリングな攻防でした。

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注目の吉田眞紀人はベンチスタート。なんでも直前の練習中に左足の小指を骨折してしまったらしい。2回戦の明徳義塾戦も途中から出場していたのはそんな理由があったから。前半の早い時間帯に前橋育英DFラインでのミスをついて9進藤誠司が幸先よく先制したものの、後半開始早々に、ゴール前で浮き球の処理に躊躇した一瞬10小牟田洋佑に押し込まれて同点とされた流経大柏は、ついに14吉田を投入。それまでの流経大柏の攻撃、良く言えばハイテンポでタテに速い、悪く言えば急ぎ過ぎて単調、に目が慣れていたせいか、吉田のプレーが妙にゆっくりとしたものに見える。ただ、決して判断が遅いという感じではなくて、日本代表の本田圭佑みたくボールを落ち着けてしっかりとタメを作っている感じ。試合終盤、左サイドを何度も切り裂いた進藤の折り返しを左足ボレーでミートしたシュートは惜しくも前橋育英DFにブロックされてしまったけど大きな見せ場でした。名古屋ファンとしては無理して欲しくないけど、高校最後の大会だし悔いは残したくないだろうからやっちゃうんでしょうね。見守るしかないな。

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2010/10/10

高円宮杯準決勝 静学×広島 養和×東京

静岡学園 2 - 4 サンフレッチェ広島ユース

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この日見た4チームの中で一番面白かったのが静学。一人一人の技術がしっかりしていて、簡単に取られない。パスも受け手の動くスピードをしっかりと考えて出してる。前半だけ見てたら広島の勝てる要素は全くなかったのですが。サッカーって本当に何が起こるかわからないし、メンタルが大切な要素になるのだなと思いました。面白いサッカーをやりながら結果も出していくことは難しいのだなということも。

静学10番大島の独特なボールキープ。あれだけ余裕持ってキープしてるのは新鮮でした。相手DFが容易にアタック出来ないのは、対峙してみないと分からないオーラのようなものがあるからなのでしょうか。広島のCBから2枚目のイエローを引き出して退場に追いやった時のプレーが印象的です。前半のリード2点差をキープしているもののキャプテンでCBの3番金が退場になってしまいひとり少ないという状況で、カウンター気味の速い攻撃から左サイドのスペースでボールを受けるとおもむろにスピードダウン。普通だったらタテに仕掛けるか中へクロスを入れたくなるところだけど、マークにきた広島キャプテンCBの宗近と5秒ほど対峙。ボールをさらして止まってる。そしてバックパス。すると宗近がアフター気味に大島の足を引っ掛けてしまいイエロー。結果的にそうなっただけだと思うけど、もしもあれを狙ってやったのだとしたら相当なマリーシア。

試合のほうは、両チームのキャプテンでCBの金と宗近が退場になってしまい、人数が10対10になってスペースが空くようになって広島ユースの10番砂川のスピードが生きる展開に。前半はほとんど良いところがみられなかったんだけど。あのスピードは驚異的。後半だけでハットトリック。走るフォームもきれいでした。

三菱養和ユース 1 - 3 FC東京U18

注目の田中輝希は前の試合でケガをしたらしく、その影響かこの日は全く良いところがありませんでした。前半だけで退いてしまったのですが、その前半、FC東京は田中のサイドを徹底的についていました。

この試合で印象に残ったのは養和のCB櫻岡。グループリーグの名古屋U18戦では憎らしいくらいのハードな印象だったのですが、この日のプレーを見て印象が変わりました。もちろん激しく行くところは行くけど、ボールへの反応が速く、スルっと相手の前に自分の体を入れてボールを奪ってしまう。マイボールにした後もただ蹴ってしまうだけではなく、FC東京の厳しい寄せに対しても余裕のあるキープでしっかりとボールを落ち着けてから意図の感じられる正確なフィードをしていました。技巧派CBという感じでした。

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2010/09/17

21th高円宮杯 三菱養和SCユース×名古屋グランパスU18

三菱養和SCユース 3 - 0 名古屋グランパスU18

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スコアほどの力の差はなかったと思います。特に後半、退場者を出してしまい10人になってからの闘いぶりは素晴らしかった。次の相手は強敵横浜Fマリノスユースですが(トップチームとほぼ同時刻に同チームとの対戦に)、このようなプレーが出来れば好勝負になると思います藤田大喜、リラックスして行こう!

グランパスファン注目、プラチナ世代を代表するアタッカー、三菱養和の田中輝希。プリンスリーグ関東最終節のFC東京U18戦で見た時は、なぜかボランチでバランサーに徹していましたがこの日は2列目左サイド。より攻撃的で適性が高いと思われるポジション。コンディションが万全ではないのか無難なプレーを選択することが多かったようでしたが、決めるところはしっかりと決めてきました。前半のゴール(養和の2点目)は、おあつらえ向きのこぼれ球がPA外で待ち構えていた田中輝の前へ。インステップで思いっきり振り抜きたくなるところでしたが、鹿島の本山が浦和戦で決めた同点ゴールのように冷静にコースを狙ってくるところが憎い。あと意外とディフェンスで頑張っていました。

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2010/09/06

21th高円宮杯 アビスパ福岡U18×名古屋グランパスU18

アビスパ福岡U18 1 - 2 名古屋グランパスU18

両チームのGKがともに足を痙攣させて途中交代を余儀なくされるという珍しいシーンが見られたこの試合。過酷な暑さだったことを物語っています。北門から階段を上がっていった先に見えたのは、ほとんど日陰がない西が丘のピッチとスタンド。観戦するのにも覚悟が必要でした。

前半はアビスパ福岡U18が優勢。名古屋グランパスU18は前線でボールが納まらずに攻撃のリズムがなかなか作れません。福岡は高い位置で奪うと右サイドの14番を中心とした華麗なパスワーク(スタンドも思わずどよめく)を何度も披露。名古屋GK古川の神セーブがなかったら前半だけで3点はやられていました。失点シーンでも、右サイドから流れるようにパスがつながり、最後は左サイドで完全に余っていた選手に余裕をもって決められてしまいました。名古屋の決定機は前半終了間際に8番藤田(だったかな)が放ったポスト直撃弾くらい。

後半は名古屋が押し込みます。1トップ藤田がボールをキープ出来るようになって攻撃がサマになってきました。同点ゴールの経過は、給水タイムをとっていたので見逃してしまいました。気付いた時には9番川村が相手GKをかわして無人のゴールへ蹴り込んでました。その後も、福岡の14番のドリブル突破や放り込みにしっかりと対処しながら、攻撃ではPA内に侵入して際どいシュートまでいけるようになってきました。最後は10番小幡の左足という個の力でゴールをこじ開けて逆転。あのミドルの軌道は、ゴール裏のサポーターにとっては堪らないものだったのではないでしょうか。

異常な暑さの中でしたが、両チームとも最後までしっかりと戦っていてとても見ごたえのある試合となりました。

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2010/05/02

プリンスリーグU-18関東2010 FC東京U-18×八千代

八千代高の新チームの試合を初観戦してきました。2009シーズンは2部で圧倒的な強さを見せて優勝し、今季1部に昇格した八千代ですが、ここまで0勝3敗。前節は横浜Fマリノスユースに「ちゃぶられ」てしまったようで、やはりユースのトップレベルとは力の差があることを実感。今回のFC東京U-18戦は思いっきりハードルを高く設定しての観戦です。

八千代のスタメンは

     25  10

14   2   8   7

19   12   21   5

      17

こんな感じでしょうか。7中谷、8斉藤 10大和久(キャプテン)が昨年からのレギュラー。立ち上がりは、前節大敗した影響を感じさせない引き締まった展開。戦前思ってた以上にサッカーが出来ていました。サイドでの勝負はやや劣勢に立たされるものの、中央ではしっかりと跳ね返すことが出来ていました。攻撃では8斉藤を中心に細かいパスを回していくのですが、少しでも判断が遅れると相手のプレスに掛かってしまいミスになってしまうのがもったいない感じ。右サイドから10大和久が抜け出してGKと1対1になったシーンは惜しかったです。その後は、徐々にFC東京がペースを上げていきます。早い判断で丁寧にパスをつないで、優位な体勢でボールを持たれ、危険なゾーンからの被シュートが増えてきます。八千代ディフェンスは何とか持ちこたえていたものの、前半のうちに2失点。相手DFラインからのロングボールを長身FWがヘッドですらし、なぜかポッカリと空いていた中央でこぼれを拾われて右サイドでフリーだった17番につながれて先制され、左サイドに出たロングボールへの対応を八千代5番が誤ってしまい相手のサイドの選手にフリーで抜け出され、余裕で中央につながれて追加点を奪われてしまいました。それまで、ポゼッションからのいわゆる遅攻には粘り強く対応していただけに、シンプルな形に対してミス絡みで失点してしまったのが残念でした。前半終了間際、7中谷が相手との接触プレーで倒れ、そのまま救急車で運ばれてしまったのが心配です。

後半アタマから八千代は7→20、25→16。開始早々、中央で縦パスを受けた10大和久がうまく体を入れてキープ→右に走りこんでいた16密本にパス→シュートフェイントで相手を崩してから中央の大和久にリターン→大和久のシュートで1点返すも、その後はほぼ八千代陣内でのハーフコートゲームに。ゴール前の混戦から3点目を奪われ、その後も中央にクサビを打ってからサイドに展開するFC東京のピッチを広く使ったリズミカルな攻撃を水際で何とか食い止める展開。後半、八千代が相手陣内PA付近まで攻め込んでいけたのは5~6回くらいか。そのうちの1回が後半アタマの1点目、もう1回が再び1点差に迫る16密本のゴール。相手が少しルーズになっていたとはいえ、少ない決定機を高い確率で得点につなげることが出来たのは良かったと思います。1ゴール1アシストとなった密本。サイズは普通、やや細見で少し頼りなさそうなんだけど、ポジショニングが良くてパスが通るとチャンスになることが多かったです。ウラに流れたルーズボールを相手DFと競りながらうまくすり抜けてマイボールにしてしまったシーンが印象的でした。

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2010/03/26

プリンスリーグU-18関東2010

八千代高スケジュール

第1節 4/11(日)11:00 vs東京ヴェルディユース ヴェルディG

第2節 4/18(日)11:00 vs三菱養和SCユース 順天堂さくらC

第3節 4/25(日)10:30 vs横浜F・マリノスユース 日産フィールド小机

第4節 4/29(木・祝)11:00 vsFC東京U-18 東京ガス深川G

第5節 5/2(日)10:30 vs市立船橋高 秋津サッカー場

第6節  5/5(水・祝)13:30 vs湘南ベルマーレユース 住友金属総合G

第7節  5/9(日)13:30 vs武南高 埼玉スタジアム第4G

第8節 5/16(日)14:00 vsジェフU市原・千葉U-18 秋津サッカー場

第9節 5/30(日)13:30 vs浦和レッズユース 鴻巣市陸上競技場

第10節  7/4(日)11:00 vs流通経済大柏高 流通経済大柏高G

第11節  7/11(日)11:00 vs桐光学園高 桐蔭学園学園高G

強烈なチームばかりです(特に1~4節・・・)。

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2010/02/28

U-18Jリーグ選抜×日本高校サッカー選抜

今年の全国高校サッカー選手権大会優秀選手の30人に選ばれていた八千代長澤和輝1月にU17日本代表のメキシコ遠征に参加しゴールを量産したという名古屋U18の高原幹が出場するかも、ということで早々とチケットを取っておいたのですが、残念ながら長澤は選抜メンバーに残れず、高原の名前もリストにない、さらにはここ数日の春のような暖かさからうって変わっての小雨混じりの小寒い天候と、モチベーションが下がる材料ばかりだったのですが、一度も生で見たことがない宮市亮や赤崎秀平(初戦負けだったのに”大会”優秀選手というのはおかしいような気もしていたが)、それにJユースチームのトップレベルの選手たちを見るのもいいかも、と気持ちを切り替えて国立へ。

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一番印象に残ったのはC大阪の杉本健勇。大きいのにテクもスピードもあって、マルコ・ファン・バステンみたい。GKからのパントキックを相手DFと競りながら胸トラップしてキープしてしまうのとか見てると、このレベルではモノが違うのかなと。

それと神村学園の黄順旻。フレンドリーマッチということで比較的綺麗な(ソフトな)プレーが多いなか、巧なプレーだけでなく球際での激しさも見せていたのが印象的でした。

横浜Fマリノスの小野裕二も途中から出てきました。相変わらずの小僧っぷりでした。ドリブルしてるところとかを見ると何となく岩淵真奈を連想してしまいます。DFラインの間からさかんにウラを狙ってました。惜しいヘディングシュートが1本。

宮市はイマイチでした。サイドでボールを受けても、プレースタイルが知れ渡っているせいか相手DFにうまく対応されてあまりいいところが見られませんでした。

赤崎はガタイが周りと違うのでわかりやすかったです。ボールを取られないので安心して預けられる。前半はそれほどでもなかったけど、後半はゴールに向かって迫力あるプレーを見せていました。決めなきゃいけないのが1本ありましたが。

そして、後半途中から名古屋グランパスU18の高原幹がサプライズ出場。U-18Jリーグ選抜のほうは、トップチームとの兼ね合いで出場辞退している選手が何名かいたようで追加招集されたみたい。すでにFWには杉本と小野が入っていた中、高原はサイドハーフへ。最初の数タッチは、相手DFのプレスを小さなパスでかわすようなプレーだったのですが、ちょっと弱い。慣れないポジションのせいか、学年が下なせいか、なんとなくプレーに遠慮が感じられます。中に絞ってくるよりもサイドに張り付き気味でなかなかボールが回ってこない。相手選手へのマークやスペースを埋めるために戻るタイミングもぎこちない。1本シュートを打ってからは少し落ち着いたみたいで、ボールを受けてからドリブルでDFを抜いていくようなチャレンジも。最後のほうは中に入って一生懸命ボールを呼び込むのですがなかなか見てもらえず(ここへ出して!と手で合図しているのですがやっぱり遠慮がち?)。それでも結局20分程度の間でシュート3本打ったのかな。やっぱりFWなんだなと思いました。

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2010/01/11

美しいインステップキック

第88回全国高校サッカー選手権、山梨学院が青森山田を1-0で下して新しい王者になりました。準決勝2試合を見た限りでは青森山田のほうが強いかなぁと思っていたけど、山梨学院は矢板中央戦とは見違えるようなパフォーマンスが最後まで衰えず素晴らしい優勝でした。印象に残っているのは、キャプテン碓井鉄平のインステップキック。準決勝で先制ゴールにつながった右30度くらいからの強烈なシュート、ダメ押しとなる2点目(ややダフり気味だった?)。そして決勝戦での先制ゴールと、後半19番佐野(名古屋グランパスエイト三好FC出身!)からのヒールパスを受けて左足で強烈なシュート。右足でも左足でもきれいなフォームでボールの芯をしっかり捉えている、しかもきっちりと枠に飛ばしているところが見事だと思いました。

山梨学院の碓井鉄平と青森山田の柴崎岳は、ミドルゾーンでパスを受けると少ないタッチ数でシンプルに散らしてリズムを作り、アタッカー陣がスムーズな攻撃が出来るようお膳立てをする。そして、頻度は多くないけどここという場面でバイタル付近まで上がっていって決定的な仕事をする、そんなタイプでした。すでに言い尽くされてますが、まさに(少し前の)G大阪の遠藤のようなスタイル。もちろん守備もするけど、攻撃面で持ち味を発揮するボランチ、というかセンターハーフ(一緒か)。私の心の中のベストプレイヤーである八千代の長澤和輝も中盤の真ん中がポジションだけど、比べてみると実際のプレイゾーンは碓井や柴崎よりも0.5列ほど前。よりフィニッシュに近いところで攻撃センスを発揮する選手です。少し前までは、このポジション(1.5列目とも言う)が花形だったけど、最近の流行りは攻撃的ボランチみたいです。見てないけど前橋育英の小島もそうなんですよね。中盤を飛ばすのならばボランチに巧い選手はいらないけど、しっかりとつなごうとするならばこの位置にこのようなタイプが必要だということなのでしょう。そしてそういったサッカーを志向する高校が増えてきているということなのでしょう。巧い選手のいるポジションが、ゴールから逆算してどんどん手前になってきているのは気になるけど・・・彼らには、小ぢんまりとまとまらずにどんどんバイタルに侵入していくダイナミックなプレイヤーになってもらいたいです。元旦の遠藤みたいな。それだけゲームがエキサイティングになるから。

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2010/01/04

関西大学第一×八千代

正直、八千代が、八千代の中盤があれだけやられてしまうとは思わなかったです。全国にはまだまだ強いチームがあるってことです。関西大第一も、一人一人が速くて強くて上手かったです。その代表格が9番久保綾祐でした。ポストにもなれるし(久保にボールが入った時の2列目の飛び出しは迫力がありました)、前を向いて仕掛けることも出来る。あとはゴールを決めるだけといった感じです。前半、同点に追いついたところくらいまでは、なんとか八千代のサッカーを垣間見せることが出来ていたけど(宇田川〔クサビ〕→石川〔ヒールで流す〕→大和久〔ポスト〕→斉藤〔浮かせたスルーパス〕→石川〔左足ボーレー〕で同点に追いついたゴールは美しかった)、それ以降は関西大第一の勢いに飲まれてほとんど防戦一方となってしまいました。2年前の大会で優勝した時の流経大柏を彷彿とさせる関西大第一の速くて力強いプレスの前に、八千代は攻撃の土台となるべきDFライン~MFでのパス回しでミスが多くポゼッションもままならない状態。9番伊藤、6番黒氏、4番青木あたりがパスの出し所を探してもたついていたり、頼みの長澤も出し所がないためか球離れが悪く潰されてしまうシーンが目立ちました。八千代のチャンスといえば、時折アバウトなロングボールを石川がキープしたときくらい。対する関西大第一はチーム全体がキビキビと動き回り、MFでのプレスから久保のポストプレーを軸にシンプルで正確なパス回し。ゴールポストやクロスバー、そして小さな守護神永村の好守に阻まれるものの際どいシーンを次々と作り出していきます。3点くらい入っていてもおかしくなかったです。そんな劣勢の中でも何とか1-1で我慢しつつ、石川や途中出場した11番磯部、強烈な左足のキックを持つ8番朝木の一発に賭けた八千代でしたが後半32分、開始早々から脅威となっていたロングスローを19番梅鉢に合わされ勝ち越しを許してしまいます。それは、例えるならばセーム・シュルトのヒザ蹴りのような重い一発でした。

3年前にベスト4まで進んだチームに匹敵すると言われた今年度の八千代でしたが、残念ながら3回戦で敗退となってしまいました。最後はフィジカル面で弱さを見せてしまったけど、しっかりと闘っていました。とても良いチームでした。今大会で決めたゴールは美しいゴールばかりでした。このチームはこれで解散となってしまいますが、長澤和輝や石川誠也らサッカーを続けるであろう3年生が、この先どのような選手に育っていくのかを楽しみにしたいと思います。残されたメンバーたちの新しいチャレンジを楽しみにしたいと思います。関係者の皆様、お疲れ様でした。おかげ様で、ワクワクする正月を過ごすことが出来ました。

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2009/12/31

八千代×中津工・中津東

立ち上がりは、中津の積極的なプレスとフリーランをうまく活かしたきれいなパス回しが印象的。八千代を押し込んでいきます。八千代はちょっと戸惑っている感じ。起点となるはずの7番長澤も、相手の素早いプレスにうまくボールを納めることが出来ず攻撃の形になりません。ところが、中津陣内へ蹴り込んだボールをDFがクリアしようとしたところに10番石川誠也が猛然と寄せてボールを奪うと、前に出てきていたGKをうまく外したコントロールシュートであっさりと先制してしまいます。この、ある意味ラッキーだった先制ゴールが八千代に余裕をもたらしてくれたと思います。その後は、中津のプレッシャーに慣れてきた長澤がらしいプレーを見せ始め、八千代もいい形が作れるようになってきました。そしてFKからのヘディングシュートがポストに当たった跳ね返りを6番黒氏が押し込んで2点目。

後半は八千代ペースで始まります。右SBの13番中谷とのコンビで右サイドをうまく崩した大和久が、PA内45度付近から豪快に蹴り込んで3点目。この3点目の時は、上から見ていて「そこだっ!」と思ったところにことごとくパスがつながっていって気持ちのいいゴールでした。2年生二人のコンビだったという点でも頼もしかったです。その直後には、左サイドをオーバーラップしてきた2番宇田川のクロスがゴール前にこぼれてきたところに素早く反応した石川が決めて4点目。とどめも石川。長澤との細かいパス交換で中央やや右寄りを完全に崩してハットトリック達成。石川は県予選の時は故障明けだったようで万全ではなかったみたいだけど、この試合ではキレてました。DFを背にしてパスを受ける時、反転して一発で入れ替わるスピードとか見ると調子が上がってきているようです。ひとりでシュート10本って助っ人外人か。

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後半途中からは、ディフェンスラインでパスを回して相手をいなす(中津のプレスが最後まで衰えることがなかったので少し危なっかしいところもあったが)などゆとりを持って試合をすることが出来ました。気になるところがあるとすれば、もう少しサイドに展開してもいいかなと。せっかくMFあたりでボールを持っている時にうまく外側を追い越していくのに使わないで中へいって詰まってしまうこととかがけっこうありました。

フクアリって本当に観やすくていいスタジアムだと思いました。メインはほぼ埋まっていてバックスタンドの八千代側も混雑がすごくて、やっとで確保した席はサッカー部員たちの集団のすぐ後ろ(TVに映りやすいところ)だったので試合中は立ちっぱなしでした。疲れました。でも、八千代らしいいい試合を見せてくれて、いい気分で年を越せそうです。

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