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2009/04/30

ゼロゼロ

名古屋 0 - 0 広島

2008 10節(H) 0-0神戸
2008 29節(A) 0-0横浜F・M
2008 30節(H) 0-0磐田
2008 34節(A) 0-0大分
2009 02節(A) 0-0山形

ゼロゼロにいい悪いもないのかも知れないけど、例えば昨シーズンの神戸戦、横浜F・M戦のゼロゼロよりはいいゼロゼロだったと思います。それなりにチャンスもあったし、いつもよりもディフェンスも安心して見ていられたし、楢崎のスーパーセーブのお世話になることもなかったし。ただ、チャンスになった場面を振り返ってみると、ことごとくダヴィが個人で何かしらの無茶をしてる。ダヴィがボールを持って前を向いた時しかスタジアムが湧かないというのもちと寂しい。玉田マギヌンがいない間はこんな感じでやっていくしかないのでしょうか。

そんな中、後半25分くらいに左サイドで阿部小川ダヴィが連動したいい攻撃がありました。

①ハーフラインあたりで阿部が相手のパスミスを拾う
②中央の小川へ縦パス
③横にフォローについた阿部へリターン
④左サイドラインいっぱいに開いたダヴィへ縦パス(ワンタッチ)
⑤後ろへフォローについた阿部へ落す
⑥PA左角へ走りこんだ小川へ縦パス(ワンタッチ)

⑦相手DF数人が寄ってきたところで阿部へ落とす(ワンタッチ)

この後、阿部から中央でパスを受けた中村直志がシュートを打ちきれずに終了してしまったけど、上下のパスの出し入れやワンタッチが絡む久しぶりに見られたスムーズで美しいパスワークでした。こういうのをたくさん出来れば、ダヴィに頼らなくてもチャンスが作れると思います。そしてチャンスメイクという負担が減ったダヴィにはフィニッシュをしっかりと決めてもらうと。

後半途中出場の花井は、見ている人たちにストレスを与えてしまうような覇気が感じられないプレーに終始。攻撃において、実効性が高く圧倒的な存在感を見せつけられるのであれば、どんなにクールだろうとプレーが緩かろうと軽かろうといっこうに構わないんだけど。例えば、あのFKをしっかり決めていれば文句なしだったはず。何かのインタビューで、理想のプレーヤーはスティーブン・ジェラードだと言っていたくらいだから(ロナウジーニョとかでなく)、うまいだけじゃダメだってことは頭の中ではわかっていると思います。まだ若いんだから、失敗とか気にしないで思いっきりやりたいようにやったらいいと思います。

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2009/04/27

GWスタート

名古屋 2 - 1 横浜F・M

玉田、マギヌン、バヤリッツァが欠場。バキの穴は増川、吉田麻也、竹内で埋めることが出来るけど、玉田、マギヌンの離脱は大きなマイナス。加えてACL参戦による過密スケジュールでチーム全体としてもコンディション的に万全とはいえない状態と思われる。

試合開始からしばらくの間は、しっかりとしたポゼッションで名古屋のペース。だけど、ゴールに近づくにつれてパス回しのスピードが遅くなってしまい、なかなか良い形が作れません。たまに、吉村やCBからのロングフィード一発で小川やダヴィがウラに抜け出してチャンスになりかけるくらい。ワンタッチでのプレーが少なく、パスを受けてから何をしようか考えている感じ。せっかくいい位置でインターセプトして攻撃に移っても、フォローが遅いせいか途中で止まってしまって横や後ろに下げてしまうという残念なシーンが目立ちました。昨シーズン頻繁に見られた、3人、4人が連動してのパスによる崩しがあまり見られません。後半に時折あったけど、ワンタッチでのプレーを織り交ぜていかないと打開するのは難しいです。相手がしっかりとスペースを消していたというのもあるのでしょうけど、結局運動量が少ないということなのでしょう。コンディションだけの問題ならばいいのですが。

ダヴィが孤立していました。津田、小川はサイドに張り付いてあまり中央へ入ってこないし、山口慶、中村直志は柏戦に比べてプレーする位置が低くトップまでの距離が長い。初スタメンでテンパり気味の津田はともかく、中村、山口、小川はもう少しダヴィに近いところに顔を出してあげても良かったのでは。ダヴィなら何とかしてくれるだろうという”ダヴィ中毒”に感染してしまったか。

苦しい試合内容でしたが、セットプレーで点が取れたというのは大きいです。個の力にすがったり、セットプレーをしっかり決めるなどして、悪いなりに勝ちを拾っていくことは、上位争いに絡んでいくためには大切なことだと思います。でもやっぱり、例えば昨シーズンのホーム新潟戦、アウェー清水戦、柏戦での小川の先制ゴールみたいなきれいなパス交換からのゴールというのもたくさん見たい。

左45℃くらいからのFKはどういうボールを蹴ればいいのか分かったと思います。決勝ゴールの時のFKは、風のアシストもあったし直接ゴールを狙ったのでしょうけど、前で誰かが触ってもいいようなコースでした。柏戦でも同じようにゴールへ向かうコースへ蹴った際どいFKがあったけど、あれでいいと思います。あとはCKですね。ゴールになったかどうかは別として、名古屋の選手に合った(シュートで終わった)というCKが少なすぎると思います。この試合では、相手GKの判断ミスから吉田麻也のゴールにつながりましたが。

竹内が頼もしかったです。試合終盤に度々披露してくれた、全く迷いのないはっきりとした大きなクリア。鋭い出足でのインターセプトからダヴィへの決定的なラストパスなど印象的なプレーが多かったです。

福島新太、一回もボールに触れなかったけどとりあえずJリーグデビューおめでとう。4141のフォーメーションだったら、花井ともどもアタマから起用してもいけそうな気がするけど。あと、津田を真ん中(山口慶のところ)に入れてサイドに花井とかもどうだろうか。

山形1-1鹿島

広島1-1川崎

神戸3-1G大阪

ACL組の中で勝ったのは名古屋だけ。やるじゃん。でも、他のチームはみんなアウェーだったんですね。

ゴールデンウィークがスタートしました。不況の折、クルマ関連の企業の中には16連休するところもあるとかいわれている今年のGWですが、まさにクルマ関連の企業である?名古屋グランパスは、連休状態になることは免れたみたいで良かったです。

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2009/04/24

未知の領域ACL③

他の日本のチームが実にサクサクとゴールや勝ち点を積み上げていくのに対し、名古屋だけは何とも重苦しい痺れる戦いを続けているACL2009。でも、名古屋は初めてのACLだし、選手層もそれほど厚くないし、にもかかわらずピッコリ度は割と高めだし、という状況の中で良くやってると思います。何だかんだ言っても2勝2分け、負けなしでグループ首位なんだから。ここでもがき苦しむことが、いずれ実となり花となり「その先の感動へ」到達することが出来るはず。

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2009/04/22

2009プリンスリーグU18関東2部 武南×八千代

NACK5スタジアムへ、プリンスリーグ関東2部の第2節、武南×八千代の試合を見に行ってきました。ここのスタジアムは、前日行った日立台と一緒でピッチまでの距離が近く、選手たちの表情まではっきりと分かるので見ていてとても楽しいです。

Imgp1607_2

八千代のスタメンは

     15大和久  10石川       

8朝木   6黒氏    7長澤   9伊藤

2宇田川 4青木  3山本  13中谷

                   17永村

この日の八千代は苦しい戦いでした。4-0というスコアほど差はなかったと思います。前半の45分のうち、八千代がペースをつかんでいたのが10~15分くらい。残りの30~35分は武南がいい感じでサッカーをやってました。武南は2トップの9番、11番と2列目の7番、8番、13番のオフザボールの動きが巧みで、八千代のDFとMFのラインの間やウラでフリーになってボールを受けるのがうまかったです。さらにルーズボールへの反応、必ず一人は抜いていくドリブル、2列目からの思い切りの良い飛び出しなどで、八千代の守備はいつも後手後手に廻っている印象でした。八千代の攻撃の中心である7長澤は、1ボランチの14番にうまく対応されてあまりいいところが見られません。武南のシュートミスや八千代の両CB、特に4青木の驚異的なプレーがなかったら2、3点取られていてもおかしくなかったと思います。もっとも、八千代のほうにも左サイドを崩して2度の決定機がありましたが。

そんな前半をしのぐと、後半開始早々ラッキーな形で先制ゴールが生まれます。八千代の縦パスを武南DFが一旦マイボールにしたのですが、そのボール処理が若干緩慢になったところにすかさず8朝木がチェック。10石川も寄せていき、こぼれたボールをPA内左45℃あたりから石川が冷静にファーサイドへコントロールシュート。後半が始まる前に、スタンドの父兄から「誠也~、点取れよ~!」と発破をかけられていたのですが、見事に応えました。

これで楽になった八千代は、GK永村の素早い切り替えからの正確なパントキックを、右サイドに張っていた15大和久が胸トラップからキープして中央に上がってきた長澤へ。この時は武南の中盤が空いてしまっていて長澤は左のスペースを狙っていた石川へ楽々とスルーパス。石川は、1点目と同じような位置から同じようにファーサイドへコントロールしたシュートで突き放します。

その後は、中央の長澤からパスを受けた朝木のクロスが逆サイまで流れたところを石川が粘ってマイボールにすると、右サイドを深くえぐってセンタリング。中央で待ち構えていた15大和久がきれいに合わせ3点目。左サイドを抜け出した2宇田川のクロスをファーサイドでフリーだった大和久が打点の高いヘディングでうまくGKの動きの逆をついて4点目。

後半は、一方的に押し込んだという印象はないのですが、守るところはしっかりと守り(前半に比べると危ない場面は少なかった)、マイボールの時はきっちりと攻め切りることが出来ていて、さらには途中で武南の8番の選手が2度目のイエローで退場になってしまったこともあって、うまくゲームをコントロールすることが出来ました。

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2009/04/19

そのためのダヴィ

 1 - 2 名古屋

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・アメリカ大リーグの通算安打記録のトップはピート・ローズ、2位は森光子だそうです。ナイスボケ。

・玉田が負傷で離脱。注目されたダヴィの相棒役は、キックオフ時のポジションを見ると何やら山口慶??試合が動き出すと、山口慶は純粋なトップではありませんでした。いつものボランチよりも高めの位置取り、1.5~2列目あたりでボールを引き出す役割。

・その山口慶、悪くなかったと思います。最初のうちは、パスを受けても前を向かずに簡単に後ろに下げるなど消極的なプレーが続き、スタンドからも不満の声がチラホラ出ていましたが、次第に効果的なプレーが出来るようになってきました。

・効果的といっても、ゴールに直結するというよりはそのひとつふたつ前のつなぎをこなすというプレー。攻撃的なポジションにしては物足りないといえば物足りないのですが、それでも彼を経由してボールがよく動いていたことも確か。試合途中にボランチで出てくる時よりも、チームにとっていい働きが出来ていたように思いました。後半には、右サイドからのクロスをうまく受けてボレーシュートという見せ場も。

・吉村をアンカーにした中村直志と山口慶のMF中央のトライアングル(逆三角形)はヒット。かなり地味ながらも攻守に良いバランスを与えていたと思います。前半はセットプレー時以外は危なげなかった。ただ、そのセットプレーはかなりヒヤリとさせらましたが。玉田不在の時は、このフォーメーションでいいのでは。アンカー役は麻也が入ってもいけそう。直志の状態が心配。代役は福島新太、花井、小川か。

・ただ、実際この試合でも後半途中に小川が真ん中でプレーしている時間もあったけど、やっぱり小川はサイドで持ったほうが迫力がある。

・真ん中が安定すればサイドも活きる。特に前節浦和戦でほとんど何も出来なかった左SBの阿部が見違えるようにボールによく絡み、攻撃の起点になってました。

・先制ゴールは、柏の攻撃をカットしたバヤリッツァからのパスを受けた阿部がマギヌンに通した速いグラウンダーの縦パスが起点でした。見事なカウンターでした。あれは速かった。てか最近の名古屋、カウンター多くない?

・後半アタマから直志→杉本。前半に接触プレーで足を痛めていた影響か。それとも戦術的な交代か。

・やっぱり杉本は負けていて相手に引かれている時よりも、スペースがある時のほうが活きる。でも、何度もいいところでパスが回ってくるのですが、焦っているのかボールが足につかなかったり、判断が悪くてチャンスを潰してしまうのには参りました。縦に抜いてクロスなのか、切り込んでシュートなのか、自重してつなぐのか、そのスピードは相手にとったら脅威なことは間違いないのだからシンプルに落ち着いてプレーして欲しいです。

・結局、田中隼磨からの縦パスをスペースで受けた杉本が、無理に勝負しないで横の小川にパスしたところからダヴィの決勝ゴールにつながったわけです。杉本へ渡る前の、楢崎の素早い判断での田中隼磨へのつなぎ、最後の力を振り絞っての田中隼磨の前へのドリブルも含め、最後まであきらめないという気持ちが伝わってくるいいゴールでした。

・昨シーズンの名古屋は、いい内容でも勝ち切れなかった試合がけっこうありました。そんな試合を確実に勝っていく、あるいは内容的にはダメダメな試合なのにたったの一発で勝ちに変えてしまう。そのために必要なのがダヴィのような選手だと思うのです。この柏戦は、せっかくいい試合をしてるのにあやうくドローで終わってしまうところでした。前に、ダヴィに頼りすぎてはいけないみたいなことを書いたけど、チーム状況が苦しい今は大いにダヴィに助けてもらいましょう。そのために名古屋はダヴィを獲ったのですから。チームのコンディションが上がってくれば、ダヴィへの依存度も軽減されていくと思います。

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2009/04/15

2009プリンスリーグU-18関東2部八千代×國學院久我山

先週の土曜日、習志野市の秋津サッカー場へプリンスリーグU-18関東2部の八千代高の初戦を見に行ってきました。八千代の試合を見るのは、今年2月のフクアリスクエアでの柏レイソルU18戦以来。その後の主な公式戦は、習志野とのプリンス参入決定戦に勝利。イギョラ杯(3勝1敗1分け)、清水フェスティバル(4勝)、八千代杯(5勝)と好調のようです。あと、ユニフォームがナイキ(NIKE)になってました。

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八千代のスタメンは

    15大和久  10石川

8朝木  9伊藤  6黒氏  7長澤

3山本  4青木  5渡辺  13中谷

                 17永村

交代:渡辺→12岡本、大和久→11磯部、黒氏→19佐藤、青木→21大森

4バックのラインを高めに設定し、コンパクトにした中盤で激しいディフェンスからボールを奪うと、シンプルにつないでスピーディな攻撃を仕掛ける八千代と、ゆっくりとしたポゼッションでサイドにボールを運び、そこからスピードアップして細かいパスやドリブルを織り交ぜながら攻める國學院久我山。両チームとも攻撃的な姿勢を貫き面白い試合でした。

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開始10分ほどで2-0となってしまい八千代は余裕の試合展開でしたが、前半終了間際に与えてしまったPKが決まっていたらもう少し難しい試合になったかも知れません。久我山は3トップ気味で、主に右サイドに寄せて左サイドを空けておくことが多かったのですが、その左サイドのスペース(八千代の4バックはボールサイドに寄るのでけっこう大きなスペースになっていた)には9番が張っていて、柏U18戦の時のように一発でサイドを変えられたら嫌だなぁと思っていたのですが、そこまでのキックの精度がないのかあまり大きな展開が無かったので助かりました。また、久我山は(ロングボールを多用するとか)フィジカルに頼らずにしっかりとしたサッカーをやってきたので、八千代はやりやすかったかも知れません。

八千代の中盤の4人は、かなりレベルが高いと思います。レフティの朝木は左サイドにいることが多いですが、他の3人は自在にポジションを変えてきます。また、ディフェンスラインが高く、名古屋グランパスと違って3ラインがとてもコンパクト。後半途中にDFとMFの間が空き気味かなぁと思った時間帯もあったけど(ただし攻撃時)、基本的に間延びしている印象は無かったです。

八千代1点目

左サイドからのCK。7長澤のキックはファーサイドへ。5渡辺がゴール方向にヘディングで折り返すとGK前で9伊藤がコースを変えて先制。

八千代2点目

左サイドを10石川とのワンツーで抜け出した15大和久がグラウンダーのセンタリング。中央の伊藤がコースを変えるとペナルティアーク付近にこぼれてきたボールに反応した長澤が左足でシュート。低い弾道がきれいにネットに突き刺さる。

八千代3点目

相手のクリアボールを4青木がヘディングではね返すと、相手陣内中央付近にいた長澤がヘディングですらす。DFラインのウラへこぼれたところを大和久がうまく抜け出してコントロール。小さなシュートモーションを入れて出てきたGKの体勢を崩してからシュート。

気分が乗ってきたので、選手評

17永村達郎
とにかく、コーチングの量は半端なかったです。常に何か叫んでる感じ。広い視野で状況を把握し、的確な指示でディフェンスを動かしてました。またパントキックにも意図が感じられて良かった。小柄なのでハイボールへの対応がどうなのかを今後要チェック。

13中谷幸葉
2年生。GK永村から指示を受ける量が一番多かった。相手が左サイドに一人張らせていて、そこを空け過ぎないよう再三にわたり促されていました。後半に一度ぶち抜かれたけど、それ以外はねばり強く対応。ただやっぱりちょっと危なっかしい。何度かオーバーラップを仕掛けたけど、なかなかいいタイミングでボールが出てこなかったのが残念。

5渡辺慧
前半の45分のみ出場。それほど上背があるわけではないけど、空中戦は危なげなかったです。相手のロングフィードはほとん跳ね返してました。先制ゴールをアシスト。

4青木奎樹
GK永村と同様、常に声を張り上げてチームを鼓舞してました。戦術的なコーチングから精神面でのフォローまで。前半終了間際にPKを献上してしまいますが、相手のシュートミスで事なきを得ました。それ以外は安定した守備を見せてました。

3山本恭平
身長182cmと大柄でCBのような体形なのですがスピードもけっこうある。オーバーラップはほとんどなかったけど守備は安心して見てられました。CB(ここがオリジナルポジションか?)に廻った後半も安定した守備は変わらず。

6黒氏啓介
見るからに頑丈そうな体形でボディコンタクトも厭わない。多分ディフェンシブな役割なんだけど、決して守備だけではなく攻撃にも積極的に顔を出す、ボランチというよりはセントラルMF。攻守の中心。

9伊藤自然
黒氏とともに中盤で攻守を引き締めていました。気持ち前目のポジションでバランスを取りながらも自由に動き回る。先制ゴールと2点目のアシストを決める。

8朝木伴幸
柏U18戦でのアグレッシブなプレーが印象に残っているのですが、この試合の序盤はちょっとしたコンタクトですぐにファウルを取られてしまったり、ピッチに足を滑らせてバランスをくずしてしまったりとなかなかペースをつかめずにいました。後半、左SBに12が入ると、7らも含めて良いコンビネーションから左サイドを崩していく場面が増えてきました。左足のキックは相変わらずパワフル。前半開始早々のFKでは会場が軽くどよめいてました。

7長澤和輝
何となく体が重そうで、特に前半はボールに触る回数も少なく、いつもよりもディフェンスも淡泊な印象でしたが、やっぱり巧いです。派手なフェイントとかはないけど、相手の重心の逆をうまくつきながら進むドリブルは取れそうで取れない。後半、通れば相手GKと1対1になりそうなスルーパスを狙うシーンが2、3回ありましたが、ギリギリのところでディフェンスに引っ掛かってしまったのは残念でした。

10石川誠也
カンがいいのか、前線からのチェイシングで相手DFのパス廻しをインターセプトするのがうまい。中盤に下がってきた時はシンプルにさばくけど、ゴール前では誰にもボールを渡さないというような、いい意味でのエゴイスティックさも持っている。試合終了間際、ハーフラインあたりから相手選手のドリブルについていき、自陣のゴールラインまでチェイスしていったのには感動。

15大和久弘樹
2年生。体はそれほど大きくないけど、相手を背にしてしっかりとボールキープ出来る。イーブンな浮き球にも果敢に飛び込んでいって、取り敢えず触るなどして味方に有利な状況を作ることに貢献。3点目の時のシュート前の冷静さは素晴らしかったです。

12岡本直也
後半アタマから出場。左SBへ。守備を意識して試合に入るも、しだいに積極的な攻撃参加を見せ始める。8や7とのコンビネーションがスムーズで、何度も左サイドを崩す。ドリブルで仕掛けていくことが出来るようになれば、更に怖い選手になると思います。

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2009/04/12

完敗

名古屋 0 - 1 浦和

戦術のない個人技頼みのサッカーから、組織的なパスサッカーにモデルチェンジした浦和との対戦を前に、ディテールに違いはあるにせよ同じようなスタイルのサッカーを確立してきた名古屋の選手たちは「完成度ならばウチのほうが上」と思っていたようですが、違いました。確かに、ACLを戦っていることもあってコンディションに差はあったのでしょうけど、個々の能力で上回られている相手に組織力、運動量でも負けてしまったらどうしようもないといった感じでした。

細かいところだけど、浮かせる必要のないパスを浮かせてしまうとか、グラウンダーのパスをトラップする時に浮かせてしまったりすることが多いのが気になりました。それによって、コントロールに時間がかかり相手に寄せる時間を与えてしまう。パスを浮かせてしまうのは、技術的な原因もあるだろうし、グラウンダーで通せるところにパスコースがないから浮かさざるを得ない、つまり運動量が少なくてサポートに入れていないということなんだろうと思います。トラップを浮かせてしまうのは、単純に技術の問題でしょう。

浦和のサッカーは変わりましたねぇ。あまり長いパスを使わず、クリアしとけばよさそうなところでも大きく蹴らないでつないでいく。そこが名古屋にとっては付け入る隙で、前半はけっこう奪ってからカウンター気味に攻撃を仕掛けたりも出来たのですが・・・。あと、ポンテとエジミウソンがめちゃめちゃ走ってた気がする。

名古屋は、昨シーズンの戦いぶりによって、ヨーロッパの香りを漂わせるコレクティブなチームなんて賞賛されるような存在になったりもしたのですが(最近は”強豪”なんておだてられたりすることも・・・)、この試合の特に後半の戦いは、そんな欠片もないものでした。まさに、昨シーズンまでの浦和がやっていたような行き当たりばったりであまり連動性の感じられない、個人能力に頼ってしまうサッカーでした。

巻、杉本、山口では、負けている試合にポジティブな変化を与えることは出来ないということがはっきりわかりました。むしろ、フォーメーションが変わってしまい、組織性、連動性が失われてしまっているように見えます。そして、必要以上に慌てて縦に急ぎすぎてしまう。結果論だけど、パワープレイでゴリ押しするよりも、じっくりつないでサイドをつくスタイルが継続出来るメンバーを入れたほうがいいような気がする。懐かしい言い方をすれば「水を運ぶ選手」。フォワードの数を増やせばいいってもんじゃない。

この試合の主審を務めた家本氏は、決してパーフェクトではなかったけど、まぁ普通だったと思います。終盤に試合が荒れたのは、ジャッジ云々ではないと思います。それは名古屋の選手たちの勝利への執念というより、上手くいかないことへの苛立ちに見えました。辛かったです。

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2009/04/09

未知の領域ACL②

Jリーグ第4節からのスタメン変更人数

名古屋4人
鹿島0人
川崎1人
G大阪4人

アジアチャンピオンのG大阪は別格として、鹿島、川崎はターンオーバーなし(川崎のスタメンは名古屋戦の後半と一緒ということで)。名古屋のみがターンオーバーを採用して、ちょっと物足りない結果になってしまいました。

個人的に、試してもらいたいフォーメーション第1位だった「4231かつ3の真ん中に花井」でスタートしたものの不発。でも、これで見限らないでもう少し長い目で見て欲しい。ていうかいきなり本番じゃあちょっと酷。リーグの中でもどんどん採用して欲しいです。3の真ん中にマギヌン(玉田)、両翼に玉田(マギヌン)、小川、花井、杉本、津田、橋本とかも。
前節北京に引き分けた時は、「それぞれ事情が違うのだから、他のJチームと比べる必要はない」的なことを思ったけど、中2日でアウェーに乗りこんでしっかりと勝利する鹿島を見ると、やっぱり名古屋はまだまだ甘さがあるのかなと考えさせられます。まぁ、これも経験として今後に生かしてくれれば問題ないのですが。

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2009/04/06

良くも悪くもブレてない

川崎 3 - 1 名古屋

名古屋の先制ゴールはとてもかっこよかったです。特に小川の電光石火の二人抜きドリブルからの高速クロス。小川がこれくらいのことを当たり前に出来るようになったら怖いもんなしだな。
川崎のストロングポイントやそれをどのように封じればいいのかは、事前にいくらでも提示されてきていたのにも関わらず、ピクシーが選んだのは「「自分たちのやり方」を貫くこと。ブレてない。
特に前半の名古屋は、1試合平均20本以上シュートをぶっ放す(ここまでリーグでダントツのトップ)川崎に対して一歩も引かずに攻撃的な姿勢を見せていました。ただ、自分たちのやり方を貫いてなおかつ川崎を上回るには正確性が足りなかった。そして運も。「不運な」失点でリードを許すことになってしまい、川崎にとってはさらに願ってもない試合展開になってしまいました。

この試合で一番印象に残っている(気になった)のは、前半9分にヴィトール・ジュニオールにシュートを打たれた場面。
①GKに戻ってきたボールを楢崎がクリア。
②これがセンターサークル付近にいた憲剛へ渡ってしまい、憲剛はライナー性で浮いている難しいボールだったにもかかわらず、サクッとワンタッチで中央のジュニーニョへ縦パス(こんなセンターハーフが欲しい・・・)。
③ジュニーニョはバイタル付近でフリーのVJへさらに縦パス。
④VJがシュート→楢崎がキャッチ
この時、(無抵抗なままVJまでつながれてしまった中盤のスカスカぶりば置いといて)シュート体勢に入ったVJに対して増川、麻也が寄せていったのですが、麻也は途中で寄せるのを止め、ボールから離れるような動きをしたんですね。後で見直したら、ジュニーニョがVJからリターンを受けるべくPA内に走りこんでいたので、それをカバーしようとしたようです。その意図はわかったけど、
見ていて物足りないプレーに思えたことも否めません。ディフェンダーとしては、あそこは本能的に前に出てシュートをブロックしに行くべきものなんじゃないかなぁと。前に出ればシュートコースも狭く出来ただろうし、仮にジュニーニョへのスルーパスへ移行しようとしたとしても、プレーが細かくなり過ぎてミスを誘うことが出来たんじゃないかと。
ピクシー=ボスコ体制になってからの名古屋の守備戦術は、基本リトリート(ディレイ?)。増川が川崎戦後のインタビューで言ってたけど「(自分たちの)前からシュートを打たれても問題ない」のだそうです。それよりも「ウラを取られてはいかん」というのが優先事項になっている。だから、ジュニーニョにウラを取られることをケアした(ようにも見える)麻也のあのプレーは戦術的にはOKだったのかも知れません。一応増川がVJに寄せはていたし(間に合ってなかったけど)、シュートを打たれたものの、麻也が空けてしまったシュートコースは楢崎がしっかりと押さえていたから、結果シュートはほぼ正面だったし。あのような緊急時にもチーム戦術を遂行出来た麻也の冷静さは、ある意味褒められていいことなのかも知れません。でも、あのシーンをパッと見ただけだとやっぱりボールから逃げてるように見える。シュートを打てるのに打たないでパスばっか狙ってる某国代表の攻撃時の光景がふっと頭に浮かびます。あのようなプレーや判断基準・思考回路が身についてしまうと、例えば代表とかに呼ばれた時に苦労するんじゃないかな?と心配になってしまいます。
ただ、繰り返すけど、それが今の名古屋の守備の戦術、そして戦術のミスは許されないもの(ピクシー談)でもあるのです。

守備にしても攻撃にしても、どんな相手に対しても合わせることをしないでとにかく自分たちのやり方を貫いていくという姿勢が見事なまでにブレてない今の名古屋(交代カードの序列もブレがない・・・)。川崎戦は、ニュートラルな立場で見ている人たちにはけっこうウケが良かったみたい。曰く「エンターテインメント性がある」「ちゃんとサッカーをやっている」など。でも、これを続けていきながら結果も伴うようにするには、もはや個々の能力を上げること、ひとつひとつのプレーの精度を上げていくことしかないのかも知れません。

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2009/04/02

過密スケジュール

                                     予想される疲労蓄積度

4/04(土)  J1  A川崎               □□□□□
  中2日
4/07(火)  ACL Hニューカッスル  ■■□□□
  中4日
4/12(日)  J1  H浦和               ■□□□□
 
中5日
4/18(土)  J1  A柏                  □□□□□
 
中3日
4/22(水)  ACL Aニューカッスル  ■□□□□
 
中3日
4/26(日)  J1  H横浜FM           ■■□□□
  中2日
4/29(水)  J1  H広島               ■■■□□
  中2日
5/02(土)  J1  A京都               ■■■■□
 
中3日
5/06(水)  ACL H蔚山               
■■■■■
 
中3日
5/10(日)  J1  A神戸               
■■■■■■
  中5日
5/16(土)  J1  H大宮               ■■■■□
 
中3日
5/20(水)  ACL A北京               
■■■■■
 
中3日
5/24(日)  J1  A磐田               
■■■■■■

4月22日のニューカッスル(A)戦から5月10日の神戸戦まではキツイです。19日間に6試合。高校生ならへっちゃらなんでしょうけど。それ以降も、疲労が抜けきらないうちに次の試合がやってくる状態が続きます。磐田とやる頃にはボロボロになってるかも知れません。疲労がたまれば、当然パフォーマンスにも悪影響が出ます。そうなれば、良い結果を得ることも難しくなります。GW期間は他のJ1チームも似たようなもんだけど、せいぜい■は4つ止まりでしょう。それに、ただでさえNGEはGW期間に弱いだけに、この頃は選手もサポーターも我慢の時期になるかも知れません。リカバリーやターンオーバーを上手にやって、出来るだけ■が少なくなるように、そして苦しいなりにも少しでも勝ち点を積み上げていけるように頑張って欲しいです。この過密を乗り越えれば1か月の休みが待ってるぜ!じゃなくて名古屋グランパスはさらにたくましくなるはず!

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