« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »

2008/04/30

川崎戦感想

名古屋 1 - 2 川崎

マギヌンと玉田
持ちすぎ。持ちすぎてもいいんだけど、いいこと(難しいこと)をやろうとしすぎな感じがします。周りが動けていないということもあるのかも知れませんが、シンプルにやるところとメリハリをつけて欲しい。確かに、いい頃はマギヌンのキープが絶妙なタメになっていたけど、最近はボール取られすぎです。かといって、他にMFでボールが収まるところもなかったですけど。

山口
いわゆる”バランサー”なんですね。スペースを埋めたり器用な動きはするけど、どうしても守備が受け身。いい読みからパスカットのシーンもあったけど、そのまま自分で持ち上がるでもなく、苦し紛れに横に預けるのが精いっぱいなので勢いがつかない。その点、中村、吉村(のいい頃)はバランスを取りながらも、前に出て能動的にボールホルダーに対して”狩り”にも行けていた。奪うところも高いのでそのままチャンスに繋がる。やっぱりここ(CMF)が肝なんですね、名古屋は。

バヤリッツァ
SBも魅力的ではあるけど、後ろから攻め上がってくるほうが効果的だと思う。

ミスターの采配
主力を休ませたという判断は悪くないと思いました。前半は、球際でことごとく負けてしまっていて良くなかったけど、後半は川崎がペースダウンしたこともあって、杉本、小川投入前の段階でもそれなりに攻めの形も出来始めていたと思います。深井の惜しいシュートもあったし。結果論だけど、もう少しだけスタメンを引っ張ってみても良かったような気がします。ていうか深井をもう少し見たかっただけなのですが。

その後半はかなり押し込んでました。バヤリッツァが右サイドで上がりっ放し。中村OUT藤田IN後はほとんど2バック状態。それだけ、負けられないという思いが強かったのでしょうけど、今までのような理路整然とした、計算づくな、システマチックな、美しさがあまり感じられなかった。正直言って、攻めてる割にあまりゴールの匂いがしなかったです。もう少し冷静にじっくりと攻めても良かったように思いました。順位とか相手とか関係なく自分たちのサッカーをやろうというのなら尚更・・・。

その他
失点(村上の同点弾)は、またしても戻し気味のパスをDFの前のスペースに出されたところから。今まではそこでシュートを打たれていたのですが、曲者中村憲剛は、シュートにもいけたけどさらにそこからダメ押しのショートスルーパス。敵ながら見事なアイデアでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/27

リセット

東京V 2 - 0 名古屋

ピクシーの現役最後の試合の時以来の味の素スタジアム(当時は東京スタジアム)での観戦です。セットプレーの度に無数のフラッシュがたかれていたこと、アウェイにもかかわらず真っ赤に染まったスタジアム全体でピクシーコールをしたことなどが懐かしく思い出されます。

雨の影響があったと思います。もちろん相手にとっても条件は同じなのですが、名古屋の運動量がいつもよりも少なかったのは、スリッピーなピッチでのボールコントロールに気を取られるあまり、パスの受け手、出し手ともプレーが消極的になってしまったからなのでは。トラップに慎重になりすぎて速いテンポでのパス回しが出来ず、ボールロストを恐れるあまり大胆な動き出しが影を潜めた。そしてそのことは、東京Vよりも名古屋のほうに与える影響が大きかったような気がします。運動量で相手を凌駕することが出来なければ、名古屋も普通のチームになってしまうということです。

左サイドが停滞気味。ここ数試合、マギヌンは阿部が外を追い越していってもほとんど使わないのが気になります。もちろん、阿部を囮にして自分で仕掛けるプレーがあってもいいのですが、簡単にボールを失ってしまったり、あまり有効なプレーに結びつかないことが多かった(つまりミスが多かった)。それならば、もっとシンプルに阿部を使ってあげて欲しい。右の竹内は仕事してる感じがするけど(河野にやられたのは猛省すべし)、阿部にもディフェンスはともかく攻撃でももっと仕事を任せてあげていいと思う。あのクロスを活かさない手はないですから。

失点はまたしても同じようなカタチでした。千葉戦と違って、服部のグラウンダーのクロスはマイナス方向ではなかったけど、DFとMFの間のスペースを狙われたことは同じでした。シューター(ディエゴ)の前に人数はいるのですが・・・。ディエゴといえば、彼を自由にさせすぎた感もあります。

やれ連勝だ、やれプチアーセナルだと、名古屋のまわりが軽く加熱気味になっていたこの頃ですが(それはそれで嬉しかったのですが)これで少し落ち着くでしょう。選手たちもここで一度リセット出来たことを前向きに考えているみたいです。今思えば、3節大分戦~4節大宮戦あたりがピークだったような気がします。自陣に入ってくることすら許さないようなMFでの鬼プレスだったり、流れるようなパス回しが出来てました。そして、あの頃は本当にマイボールの時のイージーなミスが少なかった。ミスをするとかえって目立ってしまうような感じでした。最近は簡単なミスが違った意味で目立つようになってきています。このリセットを機に、気持ちを新たに”自分たちのサッカー”を実践して欲しいところです。それと、バヤリッツァ、中村、小川がイエロー累積3枚です。ここまでメンバーを固定してきましたが、そろそろチームとしての層の厚さを試される時期がやってきます。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/04/20

6連勝で首位キープ

名古屋 3 - 2 千葉

この日は出社日。倉庫のレイアウトを変更するということで、朝からSHW(スーパーハードワーク)を強いられていました。昼休みに名古屋不動のスタメンを確認して、午後から仕事の続きを始めたものの、試合が気になってしまい10分過ぎに持ち場を離れて速報をチェック。すると、ヨンセンがサクッとゴールを決めたようで早くもリードしている。が、しばらくそのまま見てたらあっという間に千葉に同点ゴールを許す展開。やっぱりボってたらいかんと、慌てて仕事に戻ったことは言うまでもありません。

・CKからの1失点目。ゾーンで守るために出来る手前のスペースを狙われたわけですが、あれはフルゴビッチのボールのスピード、コースも絶妙だったし(もう少しスピードが遅かったら、合わせ易くはなるけどDFがコースに入る時間が出来る)、それに”利き足ではない”右足でしっかりとコントロールした巻ともかなりのハイレベルだったとも言えます。あんなに上手くいくことはそうそうないでしょう。とはいえ、分かっていることならばなおさら、今後同じような失点は出来るだけ喰らわないようにしないといけません。

・2失点目は、吉村が左サイドやや深いとこに釣り出されて出来たスペースを上手く使われてのもの。DFとMFの2ラインの間、そこに二列目の選手が進入して来るというケースはちょっとおっかないです。GWの最後に対戦するFC東京なんかは、そういう攻撃をしてきそうな気がします。川崎、G大阪も含めてGWの連戦は手強い相手との対戦が続きます。最初の試練でしょう。

・リードされてからは名古屋のペース。「忘れろ」と言われた前半も、25分過ぎからはそれなりに良かったと思います。京都戦、大宮戦、千葉戦と一旦リードされないとエンジンが掛からない(言い換えると、リードしている時は少し気が緩んでしまう感があるということ)というのは悪いクセです。後半の猛攻は迫力ありました。

・攻撃に掛ける人数が多いから、クロスが流れても逆サイドで拾えてしまう。SBの竹内が当たり前のようにそこにいるというのはすごいことだと思う。

・小川、阿部に少し元気がなかったように見えました。ていうか、阿部がクロスオーバーした時はもっと使ってあげて欲しい。

・リーグでは3試合連続ゴールの杉本。90分間平均得点はなんと2.33。こんな選手がいるのだからチームの成績もいいわけです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/04/18

いろいろと

soccerナビスコ杯グループリーグ首位

まぁ、まだ何かを成し遂げたというわけでもないし浮かれるのは早いけど、でも自分が応援してるチームがいいサッカーをしていて、しかも勝っているというのはうれしい事です。ここまで、監督がスーツで指揮をとっている試合は負けていないらしい。夏場をどう乗り切るか、選手の疲労ともども気になるところです。

soccer中村俊輔のミドルシュート

ああいうの、どんどん狙っていけばいいと思う。距離にこだわらず、パスにこだわらず、角度を気にせずに。

soccer中村直志代表復帰

ざわざわ・・・ざわ・・・ざわざわ・・・

soccer似てる人シリーズ

最近スカパーの無料視聴でサッカーを流しまくっていたんだけど、ほとんどサッカーを知らないうちのかみさんがシャルケの監督を見677627_mediumsquare_2 て「ほら、昔選手だったあの人にそっくりー」と長谷川ケンタに似てることを指摘。すごい発見だと、これはブログのネタになるとイレ込んでいたのですが、ヨーロッパサッカー通の間ではすでに語りつくされたことだったんですね。今さらという感も否めないですが、でも書いとこ。その去就までおんなじになるかと思われましたが、片方はなんとか持ち直しそうです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/04/15

ついに全国区

毎週火曜日は、会社近くのコンビニでサカマガ、サカダイを立ち読みするのですが、 Sd080429_b_3 今週のサカダイは、とても立ち読みで済ませられるような内容ではありません。 とうとうばれちゃったという感じですね。ここ埼玉では、それほど苦労しなくても入手できるけど、名古屋方面ではどうなんだろう。それと、この後の試合が心配になってしまうのは私だけ・・・?

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008/04/13

杉本がウォルコットに見えた日

清水 0 - 2 名古屋

追加点の場面。中盤でボールを受けてからドリブルで押し上げていった小川の判断、コース取り、気力に巧です。確かに、清水は前掛かっていたからスペースはあった。今、自分がドリブルで押し上げることで、優位な局面を作れるということにもピンときたのだと思います。でも、あの時間帯はかなり消耗していたと思うので、無理に仕掛けないでゆっくりとキープしてサイドへ持っていって時間を使うという選択肢もあったはず。そのほうが楽でしょうしリスクも少ない。ところが、この3月の月間MVP男(サカマガ選定)はそうしなかった。気力を振り絞って、ミスターが常々言っている「攻撃的なサッカー」を体現してくれたのです。素晴らしいプレーだったと思います。もちろん、きっちりと逆サイドへコントロールし、小川のプレーに応えた杉本にも拍手です。

その他

・名古屋の選手たちの動きが重そうに見えた。スカパーで見ていたのですが、特にアップになった時マギヌンはいつも顔をしかめていた。季節の割りに暑かったせいもあるかも知れませんが、これだと夏場やシーズン終盤が心配。結局アーセナルも失速してしまいましたし・・・。

・そのせいか、いつもよりもMFでのプレスが緩く、ゴール前を固めるようなディフェンスが多かったように思う。前半は清水のシュート意識の低さに助けられた感じ。

・90分間を通じてフェルナンジーニョのドリブルがほとんど止まらず嫌な感じだった。

・それでも前半は名古屋ペース。いつもよりも回数は少ないものの高い位置でボールを奪えていたし、テンポの良いパス交換からサイドに基点を作っていくという今季の名古屋らしい攻撃も出来ていた。

・アーセナルのようなワンタッチパスの連続から小川が抜け出した先制ゴール。市川に体を寄せられていて、あの体勢ならトゥキックしかないと思っていたら、その通りつま先で蹴りこんでいた。

・後半は一進一退。やや清水ペース。後半15分頃まで名古屋のシュートはゼロ。竹内→玉田→マギヌンとつないでのシュートや、ヨンセンの左サイドからのコントロールしたシュートで盛り返す。伊東テルがいなかったら、あと2点くらい取れてたかも。

・竹内のミドル!あんなことも出来るんだ。毎試合チャレンジすべし。

・ドリブルで清水ディフェンスの真ん中を切り裂いてヨンセンへパス。杉本が一瞬ウォルコットに見えた。

・名古屋から見て右サイドでポイントを作られて、左サイドのスペースを使われるというケースが、前節あたりから目立つ。阿部がしぼるのは約束事なのだろうから、展開されないようにボールの出所にしっかりプレスをかけたい。

・CKがゴールに結びつかない。

・もう少し早く追加点が欲しい。

・スカパーの実況によると、オシム氏がミスターに「中村直志を必ず再生させろ」と言ったとか。そんな風に思われている選手が名古屋にいるなんて嬉しい限り。でもこれは、日本代表のためにというよりも、名古屋が良くなるためには中村の力が必要という意味でのことなのだろうと思う。そして、ここまでの中村の献身的なプレーと好調名古屋は見事にリンクしている。改めて、オシム氏はサッカーをよく見てるんだなぁと感心してしまう。

おっ、浦和が先制か・・・。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2008/04/08

ミドル体質のチームって

534_2 

エルゴラの表紙、かっこいいです。まるで、外国の新聞みたい。うちの監督は絵になります!

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008/04/06

偶然ではない?

名古屋 2 - 0 横浜FM

先ほどようやく見終わりました。ハイライトを見た限りでは、後半はかなりやられていたイメージだったのですが、通して見てみるとそれほどひどくはないように思えました。とはいえ、今季のリーグ戦の中では一番厳しい戦いだったと思います。リアルタイムで見ていたら気が気ではなかったでしょう。中村のミドル(この時の展開はとても良かったです)以降、ほとんど攻撃出来なかったですし。横浜は、個々の能力の高さもありますが、それだけではなくて早く動きボールも動かしていたために、ここまでの名古屋のストロングポイントだった前からのプレスが外されてしまうシーンが多かったです。名古屋にちょっぴり疲れもあったのかな。ロペスの強さ、上手さ、外観は目立ってました。前半リードし、後半猛攻に耐えつつカウンターで追加点をあげて勝利とは・・・。ずいぶんと試合巧者になったものです。バーに2度助けられたりして、運が良かったという見方も出来るでしょう。でも「すべての偶然も、自分たちがサポートすることで幸運を自分たちのほうへ引っ張ることができる」というオシム語録や、藤川氏も言っているように、決して偶然(運)という一言で片付けることの出来ない、やるべきことをやって掴んだ必然の勝利だったと思います。

3連戦を、望み得る最高の結果で締めくくった名古屋グランパス。結果だけでなく内容でもいいところを見せてくれています。ボールの動かし方もいいし、奪われた後のファーストディフェンスの意識が高いので、すぐにマイボールに出来る。その結果、連続していい攻撃を仕掛けることが出来ている。これを続けていって、もっと精度を高めて、もっといいサッカーを実現して欲しいです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/04/03

幸福な2分間

大宮 1 - 2 名古屋

今回は箇条書きにて

□前半
・初めてのNACK5スタジアム。開始15分過ぎに到着。
・席はメインビジター側のカテ2(ブロック指定)。
・スタンドからピッチまでの距離が近く、傾斜もちょうどよくてとても見やすかった。
・手前のタッチラインが隠れてしまう(見えない)けど、あまり気にならない。
・前半はハーフコートゲームかと思わせるほど圧倒的に名古屋が押し込んでいた。
・みんなよく動いていたけど、MF陣、特に中村・吉村の献身的なフォアチェックやインターセプトは強力。
・その強力なMFを回避する手段と思われる(あるいは仕方なく?)大宮のロングフィードには精度がない。
・ただ、ラインが高いときはいいけど、DFとMFが間延びしてる時にMFを突破されると一気にゴール前まで来られるので少しおっかない。
・戦前から言われていたけど、この試合でも大宮のGK江角が絶好調。少なく見積もっても前半だけで3点は防がれていた。点が入る気がしなかった。
・そういえば、名古屋はCKの守備が下手だったことを思い出した。前半だけで3点取られててもおかしくなかった。
・玉田とマギヌンが相手ゴールに近いところで繰り出すコンビプレーは何かが起こりそうな気配。
・1試合1回限定の竹内のまたぎフェイントは、まだ開発途上か。

□後半
・マギヌンの右CKからバヤリッツァ→ヨンセンと揺さぶり増川が押し込み、ついに江角の牙城を崩す。
・●●の縦パスで右サイドを抜け出したヨンセンが、タメにタメてから走り込んできたマギヌンへ。
・マギヌンの左足が炸裂し、あっという間に逆転。この幸福な瞬間を生で見れるなんて・・・。名古屋を応援していてよかった~。
・やっぱり後半になると動きの量・質が落ちてくる。MFで大宮に回されるシーンも増えてきた。
・竹内が頑張っていた。もちろんみんな頑張ってるんだけど、一番余裕がなさそうな分、頑張っている感がにじみ出ていた。
・開幕ゲームでのサプライズだった大宮のペドロ・ジュニオール、この日は主にバヤリッツァがうまく対応していてそれほど怖さはなかった。
・途中から出てきたデニス・マルケスとの2トップは何気に強力かも。
・玉田OUT巻INで完全に時間稼ぎモード。少ない時間とはいえ、巻の意欲的な動きが目立った。
・終盤はけっこう押し込まれていた。CKの度にヒヤヒヤした。
・2点差欲しいです。

□名古屋の課題
・DFはこの日の4枚+吉田、三木で回せそうだけど、MF、FWはレギュラーが欠けるとちょっぴり心許ない。新しい名古屋のサッカーは
運動量を必要とするので、ローテーション出来るだけの選手層の厚みがほしい。
・玉田、マギヌンの球離れが少し悪くなってきた(持ちたがる)ように思えた。
・DFとMFが間延びしてしまうことがある。
・CKの守り方。ゾーンの精度を高めるor人に付く。
・ここまでは、リードを守るための交代が主だけど、リードされていて点を取るための交代というのが未知数である。深井の出番はその時か。

□その他
・ハイライトで目に付いたプレーヤー。金崎(大分)、大竹(FC東京)、new闘莉王(浦和)、C・ロナウド(マンU)
・パク・チソンも普通にCLに出てました。日本の”海外組”とは格が違う。
・浦和と先にやっておいてよかった。もちろん、今の浦和ともそこそこ戦えると思うけど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年3月 | トップページ | 2008年5月 »