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2007/10/29

ハンデ戦

浦和 0 - 0 名古屋

相手はACLファイナリストにしてJリーグ首位をひた走る浦和。言わずと知れた過密スケージュールで、3日前に韓国のタフなチームとの120分の死闘を終えたばかり。精神的にはヤレヤレといった感じだろうし(なおかつG大阪負けたし)、肉体的にもかなりキツいと思われ、名古屋が浦和に勝つならここしかないでしょうぐらいの気持ちでした(ファンサカでも名古屋から5人チョイス、あれっ、増川出てないじゃん)。

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予想通り浦和は緩かったです。ホームで対戦(1-2で敗戦)した時に痛感した、チームとしての絶対的な強さや個々の強さ(=状況を打開する力=ドリブル)はほとんど気になりませんでした。やっぱりコンディションは相当悪かったのでしょうね。プレスは緩いしかかる位置も低い。結果名古屋は、易々とボールを回す時間が多くなる。こっちがミスらなきゃ、相手はボールを奪おうにも奪えない。名古屋がミスってボールを奪った時にはここぞとばかりにカウンター気味に攻めてくる浦和。でも、前半の右サイド(山口慶+吉田)がスカスカだったことと、後半の長谷部の推進力たっぷりのドリブルの他にはそれほどの危険はありませんでした。一方の名古屋の攻撃ですが、こちらもあまりピリッとしない。ポゼッションの割りに決定機が少ないのは、悪い時の日本代表みたいです。いわゆる連動した動き、3人目の動きがほとんど見られない。後半途中に一度、左サイドで渡邊が本田との目の覚めるようなワンツーで抜け出したプレーがあったけど(浦和DFは全くついて来れなかった)、ああいうのをもっとたくさんやって欲しかったです。ヨンセンは本当にポストプレーがうまいです。浦和のチェックが甘かったのもあるけど、この日はほとんどボールを取られませんでした。目の前で弾んだボールが最高点に到達した瞬間に、足をヒョイっと上げてボールにタッチしてのキープやパスは芸術的です。ただ、それをチームが好機へと結び付けられないのがもどかしいです。チャンスになりかけるんだけど、ちょっとしたズレで苦しいプレーになってしまうシーンが目立ちました。ヨンセンは偉大なポストプレイヤーだけど、ジュニーニョやワシントンのように独力で何かを出来るタイプではないので、やっぱり周りとの連携が大切になってくるのだということを改めて考えさせられました。途中出場だった杉本や小川、あと片山あたりなら、もっとうまくヨンセンと絡めそうな気がする・・・。もうひとつ気になったのはシュートを打とうとする意欲が少ないこと。前述した、渡邊がワンツーで抜け出したシーンでは、最後クロスだったけどシュートで良かったと思うし、誰とは言わないけど、中央をフリーでドリブルしてきているのに、パスの相手を探して周りをキョロキョロしてばかりでシュートのタイミングをフイにしてしまったのにはがっかりしました。

とはいえ、4分というロスタイム。ようやく浦和が押し込んできたけど、その間隙をついて2度のカウンターを仕掛けたように、最後まで勝とうとして戦った気持ちは伝わってきました。試合を通じて、セットプレーでも集中して守れていたのも良かったです。正直に言えば、この日の浦和には負ける気はしませんでした。勝てた試合だったと思います。でも、アジアチャンピオンになろうかというチーム相手に五分以上に渡り合ったということでプラスに考えて、残りの試合につなげていって欲しいと思いました。

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