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2007/09/24

高円宮杯 準決勝だ!

広島皆実

   0  -  1 (延長 0  -  1)

         名古屋グランパスエイトU18

西が丘サッカー場に、高円宮杯準々決勝を見に行ってきました。名古屋U18のフォーメーションは343のようでした。アルベスはベンチにもいなかったようです。怪我?

Imgp1130

GK 鈴木規

DF 三宅 津田 西部

MF 三島 安藤 西山 中田

FW 太田 鈴木崇 磯村

気温がだいぶ下がっていたこともあるのでしょう。試合開始~10分過ぎくらいまでは、名古屋がいい動きを見せていました。低い位置でではなくて、相手を自陣に押し込んだ状態=かなり高い位置でポゼッションを見せるなど、いい感じでパスが回ってました。パスが回っているだけではなく、PAの外からとはいえ、右から左からといいタイミングでミドルを枠内に飛ばし、ゴールの匂いを感じさせていました。が、10分過ぎくらいから、広島皆実も落ち着いてきたようで、プレスを強めて名古屋のパスを寸断、MFの底にいる⑦加藤(キャプテン)の展開力で両サイドにボールを運び基点を作り、Imgp1131 徐々に名古屋DFをあわてさせるようになってきました。前半20分過ぎの相手CKの時、パク監督がたまらず西山に「(西部)将成を上げて(西山と)ダブルボランチ、安藤を左、太田を右」みたいな指示を出していました。つまりCBに三宅と津田、両SBに三島、中田の4バックにするということのようです。その後は広島皆実の勢いをなんとか食い止めて前半終了。けっこう際どいFKがあってハラハラしました。

後半に入ってもどちらかといえば広島皆実ペース。惜しかったのは、津田が攻撃参加してシュートまでいったシーンくらい。Imgp1132両サイドの攻防は、少々荒っぽい相手のチェックで押され気味。中央の磯村にボールが入ってもサポートが薄くて孤立。それでも磯村は、前を向けば(前を向かなくてもうまく入れ代わることが出来る)独特のリズムのタッチで相手をスルスルとかわしていき可能性を感じさせてくれてはいたのですが・・・。 後半途中、鈴木崇→岸の交代で名古屋が少しペースを取り戻してきました。左サイドで溜めておいて右にスペースを作って太田、三島を走らせるカタチで2、3回右サイドを突破するシーンがありましたが、太田のクロスがわずかに合わなかったり、相手の左サイドバック⑬崎原の厳しいチャージ(監督がかなり怒っていた)を受けたりで決定的なチャンスにはなりません。終了間際の嫌な位置からのFKを二つしのいで、とうとう延長戦に突入です。

Imgp1134

延長戦も同じような流れでした。広島皆実はサイドで優位に立ち、名古屋は磯村の一発にかける感じ。そしてとうとう、延長前半終了間際、ドリブルでPA内に進入した磯村を広島皆実DFが押し倒してしまいPKゲット。この瞬間、こぼれたボールを名古屋の選手が蹴りこんでいたのですが、ゴールは認められず(当たり前だが)、あくまでもPKの判定。そのPKを中田が右足で冷静に決め、ついに名古屋がリードを奪いました。ウォーミングアップしていた控えの選手たちがベンチの脇で肩を組んで見守っていたのが印象的です。その後、名古屋の左サイド深い位置で広島皆実がFKを獲得。が、ゴール前の競り合いの際に広島皆実の加藤の手が西山の顔面をヒット(多分)。故意ではないと思うのですが(多分)これで一発退場。この判定は少しかわいそうな気もしました。延長後半は、一人少くなった広島皆実の捨て身のアタックで危ない場面を作られるものの、集中して守り最後は時間をうまく使って1-0で逃げ切り。準決勝進出を果たしました。

やっぱりサッカー専用スタジアムは良いです。ピッチまでの距離が近いから迫力があります。選手たちの声も良く聞こえます。競り合いの度に発せられる名古屋キャプテン西山の気合の唸り声だとか。あと、監督のパフォーマンス(選手への指示とか、審判へのアピール(いや、クレームか)とか、リードした延長後半、味方スローインのボールを持ったままなかなか渡さなかったりとか、試合終了時の満面の笑顔とか)もしっかりと見えて面白かったです。

◎その他の試合結果

M45 G大阪ユース 1-3 サンフレッチェ広島ユース

M47 浦和レッズユース 3-1(延長) 市立船橋

M48 流通経済大付属柏 4-1 青森山田

◎準決勝組合せ

M49 サンフレッチェ広島ユース×名古屋グランパスエイトU18

M50 浦和レッズユース×流通経済大付属柏

流通経済大柏が不気味です。ここまで全勝。決勝T1回戦でジュビロ磐田ユースを破ってます。手数をかけない速い攻撃をする印象があるのですが、そういう戦い方をするチームってクラブチームは苦手な感じがします。ここまでチーム合計12得点中6ゴールを上げている”小さなFW”大前に要注目。春先にプリンスリーグの八千代戦で見たのですが、小さいけどスピードとパワーがあって、J1鹿島から新潟へ移った深井のようなタイプに見えました。

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2007/09/22

やさしすぎ

神戸 5 - 0 名古屋

連敗中だった神戸に大敗。やさしすぎ。ていうかやさしくしてる場合でもないと思うのだけど・・・。開始早々の失点で浮き足立ってしまったのか、前節鹿島戦のようなオーガナイズされたセフ好みのプレーが出来なかったようです。そして、あれほど警戒していた大久保にカウンターから追加点を許すわ、オウンゴールをふたつも献上するわで、見てるほうもやってるほうも堪らない展開になってしまいました。まぁ、見てなかったのですが。携帯の試合中継だけ追いかけてると、名古屋もけっこう攻め込んでいるようなのですが(小川も頻繁に出てきていた)、神戸のハードな守りに抑えられてしまったような感じです。それにしても、ここ最近の名古屋の浮き沈みときたら、デイトレーダーに人気の新興株のようです。快勝したかと思うとあっさり大敗。もう少し安定して欲しいけど、やっぱり今更ながらDFの層の薄さを実感せざるを得ないこの頃です。この試合の3DFも(DFだけのせいではないのだが)頑張っているのでしょうけど、ちょっとスピードが足りない気がする。まぁ、ホームであの内容だと諸々厳しいですが、今日のことは忘れて、次の柏戦(瑞穂球戯場)ではいいサッカーを取り戻して欲しいところです。

弟分のU18は、高円宮杯の決勝T1回戦でアビスパ福岡U-18に逆転勝ちし、ベスト8までたどり着きました。前半1-0とリードされて折り返したものの、後半に3ゴールを挙げてあっさりと逆転。1週間前の大阪桐蔭戦の印象だと、3点も取れたのはちょっと意外な感じもするのですが、グループリーグと決勝Tではモチベーションの強さも違うぜ、といった感じなのでしょうか。若いチームなので(どこも若いチームなんですけどね)、この勢にのって勝ち進んで欲しいです。次は準々決勝。静岡学園を下した広島皆実高との対戦です。そして、逆の山はG大阪ユース×サンフレッチェ広島ユースという好カード。この2チーム、1回戦ではどちらも後半44分に決勝ゴールを奪い3-2でC大阪U-18、東京ヴェルディ1969ユースを下してきたようです。すごい試合だったんだろうな。また、千葉県の高校2強、関東プリンスリーグの1位2位でもある市立船橋、流通経済大柏は、それぞれ横浜FMユース、ジュビロ磐田ユースと対戦し、堂々競り勝ちベスト8に進んできました。ベスト8は高校4チーム(市立船橋、青森山田、流通経済大柏、広島皆実)クラブユース4チーム(名古屋グランパスエイトU18、浦和レッドダイヤモンズユース、ガンバ大阪ユース、サンフレッチェ広島F.Cユース)ということになりました。明後日は、西が丘に名古屋U18を応援に行きます。

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2007/09/17

鹿島に完勝&高円宮杯決勝T進出

名古屋 3 - 0 鹿島

しっかりと規律を守って戦い、本田圭の2ゴールの活躍もあって今季ここまで勝ちのなかった鹿島相手に完勝です。藤田の穴は山口が埋め、今季リーグ初スタメンの小川は、携帯の試合中継にも頻繁に出てきていたようになかなかの存在感を見せていたようです。本田のゴールは開幕戦以来ということですが、”年に何回か”ではなくて”2回に1回”はこれくらいの活躍というか目に見える結果を出してもらいたいですね。

再開後は、スコアの上では大勝大敗が目立ち、戦いぶりはなかなか安定しないのですが、7試合を3勝3敗1引分け、川崎、G大阪、鹿島という強豪との3連戦も1勝1敗1引分け(得点5失点5)で乗り切りました。メンバーが揃わないことを考えるとまぁまぁなんでしょうか。

高円宮杯、名古屋U18は徳島ユースに1-0で勝利。グループAの1位となって決勝T進出を決めたようです。公式記録を見ると、メンバーを少し入れ替えてます。シュート数は16対7と押し気味の試合だったようです。大阪桐蔭戦で元気がなかった磯村が決勝ゴールです。キャプテン西山は、スタメンはおろかサブも入っていませんでした。初戦でイエロー1枚もらっていたので2枚累積→決勝T初戦出場停止になるのを回避したのか?それとも、やっぱり前の試合での荒れっぷりが影響してるのでしょうか。

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2007/09/16

高円宮杯 vs大阪桐蔭戦

名古屋グランパスエイトU18

      0  -  0

            大阪桐蔭

ここを勝って、グループリーグ突破を決めておきたい名古屋。市船戦の時は最後尾にいた西部が中盤に上がり、岸の代わりに磯村を入れた442になってました。大阪桐蔭も442。

GK 鈴木規

DF 三島、津田、三宅、中田

MF 安藤、西部、西山、磯村

FW アルベス、太田

後半は、磯村と太田がポジションを代えて、さらに安藤と太田が左右入れ替わっていたっぽいです。

この日はあまりいい出来ではなかったです。客観的に見れば終始大阪桐蔭のペースだったといえるでしょう。ディフェンスの場面では、特にMFでは大阪桐蔭のパスを後から追いかけていくだけで、Imgp1124 相手がミスでもしない限り取れる気がしなかったし、攻撃では全体的に動きが少ないので、MFでの細かいパスは相手のしつこいプレスにかかってしまうし、アルベスへのくさびに対しても3人目の効果的なフォローがなくてつぶされてしまうことが多かったです。磯村がちょっと元気なかったです。そういえば、自分たちのスローインの時も、誰も動かないのでなかなか投げられないといったケースも多かったです。可能性があるとしたら、中田、安藤、アルベスが左サイドで絡んだ時とセットプレーくらい。Imgp1125 後半に左サイドのスペースに流れたボールにアルベスが追いついてボールキープ→後ろにサポートに来た中田へ戻す→PAの角付近にいた安藤へタテパス→安藤はヒールで中田へリターン→中田はPA内に進入し相手DF一人を交わすと角度のないところからシュート、の流れは相手GKのファインセーブに阻まれてしまいましたが、しっかりと崩した惜しいプレーでした。安藤が左サイドをドリブル突破していき、PA内で持ちすぎてしまって相手DFに詰められてしまうシーンも2回ほどありました。

大阪桐蔭には、ボールは支配されるもののそれほど危ないシーンは作られていなかったと思うのですが、暑さ(第1戦の時より暑かった)のせいか、市船を破ったことにより少し気が緩んでしまったのか、ピリッとしない試合でした。そのせいなのでしょう。キャプテンの西山が試合序盤からずーっと怒っていて、最後のほうは完全にふてくされてしまっていたようでした。かなり険悪な雰囲気に見えました。中1日しかないですし、チームに悪影響が残らないように、スタッフはうまくコントロールして欲しいところです。

Imgp1127

ここまでの順位は

1位 名古屋U18 1勝1分 勝点4 得失点差+1

2位 市立船橋  1勝1敗 勝点3 得失点差+2

3位 大阪桐蔭  2分     勝点2 得失点差0

4位 徳島ユース 1敗1分 勝点1 得失点差-3

となっており、名古屋は次の徳島戦に引分け以上でグループリーグ突破が決まります。ひたちなかまではちょっと応援に行けないですが、自分たちのサッカーを取り戻してもらって、スッキリとした気持ちで今回の遠征を終えて欲しいです。

そういえば、大阪桐蔭のCKの時に面白いサインプレーがありました。GKとDF二人(前線に残っていた名古屋の太田?をケア)とImgp1128 キッカーの4人を除いた7人が名古屋ゴール前(ゴールエリア内)にポジションをとるのです。名古屋もそれをマークするので選手が密集。あそこに精度の高い速いボールが入ったら何か起こりそうで、アイデアとしては面白いと思いました。鈴木規はちょっと嫌だったろうと思います。まぁ、キックが今ひとつで企画倒れに終わったんですけどね。

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2007/09/14

スイス戦感想

闘莉王とセンデロスのコワモテ番長対決に注目が集まったこのカードは、打ち合い(セットプレーばっかりですが)の末、ロスタイムに勝ち越しゴールを奪った日本が4-3で勝利するという、エキサイティングなものになりました。ゴールの度に流れるアイーダが、なんとなく世界陸上の「67億分の1位」のテロップのように思えてきたりして。

さんざん言われ続けている、得点力不足・決定力不足ってやつが嘘のようなゴールラッシュでした。まぁ、4つのうち2つはPKなんですけど。これまでと何が違ったのでしょうか。試合後のインタビューで、中村俊は「今までと同じサッカーをした」的なことを言ってましたが、確かに基本的な戦術は同じなのでしょう。パスをつないでポゼッションして両サイドを基点に数的優位を作って相手を揺さぶり穴を見つけて仕掛け、ダメならサイドを変えてまた数的優位を作って、みたいな感じ。そこにこの試合では、松井や闘莉王に代表されるように、チーム全体に前に向かう意識=リスクを冒す意識、がプラスされていました。松井はオーストリア戦みたいに中盤でボールにさわるよりも、裏のスペースに流れて受けることが多く、そこから積極的に勝負を挑み攻撃に変化をつけていました。後半の闘莉王はまさにリベロといった感じで、彼の攻撃参加(そして居座り)により、ゴール前の密集度も上がり、得点の匂いが強くなりました。中村俊をはじめとするMF陣も必然的に前へのパスが増えてきました。ただ、その副作用として、相手にも危険な攻撃を許してしまう場面が増えてしまったことも事実です。結果的に失点はいずれもセットプレー絡みでしたが、流れの中からも際どいシーンを作られていました。極力リスクを押さえて1-0で勝つのか(0-0で終わってしまったり負けてしまうこともある)、攻めに重心をかけて4-3で勝つのか(それでもやっぱり負けてしまうこともある)、どちらがいいのか、いい結果に結びつく「確率」が高いのか。”静”と”動”というふたつのテンポ(そんなに単純に二分化出来るものではないのかも知れませんが)を、相手やその試合の重要性、試合の流れを見ながら、選手たちが試合の中で自主判断で切り替えられる、あるいは作戦としてのテンポの使い分けがスムーズに行えるようになれば、もっといい試合が出来るようになるんじゃないかと思いました。

オシムがPK戦の時は控え室にこもってしまう話はもうすっかり有名になりましたが、試合中のPKの時はあんな風に見てる(見てない)んですね。なんか「パパとムスメの7日間」の舘ひろしみたいで笑ってしまいました。

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2007/09/13

まるでイタリアのような・・・

U-22日本代表は、カタールU-22に1-0で勝利しグループ首位にたちました。3試合を終えて2勝1分。得点2、失点0、勝ち点7。渋いです。まるで往年の?イタリアのようなしたたかさです。内容はともかく。

これで日本は、残りアウェー2試合(カタール、ベトナム)に引分けても、最終戦でサウジアラビアに勝利、勝ち点5を積み上げればオリンピック出場が決まるというところまで持ってきました。ここで興味深いのは、2勝1敗の勝ち点6だと逆にカタールに追いつかれてしまう可能性が出てくるということ。仮にアウェーでカタールに負けると、日本は残り2試合に勝っても勝ち点13となり、カタールが全勝してくると勝ち点で並ばれてしまうのです(その場合の順位の付け方は当該チーム同士の得失点差?総得失点差?)。勝ち点制ってなかなか深いです。アウェー2連戦こそは、必ずしも勝利は必要ではないけど、10チャンネルお得意のフレーズ「絶対に負けられない(負けてはいけない)戦い」となります。そりゃあ、全部勝つにこしたことはないけど。

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2007/09/11

勝ち点1ゲット U-22サウジ戦

アウェーで引分けというのは、日本にとって死守したい最低限のノルマであったわけですが、カタール、サウジにはとうてい敵いそうもないと思わされるような、ベトナム戦のしょっぱい内容を思えば、むしろ上出来であったと考えてます。後半途中から、サウジは10人になったけど、そんな相手からゴールを奪うことの難しさはアジアカップで学んだことだし、何より、この引分けはサウジ側にしてみたらかなりイタイ(はず)。ホームでは必勝という厳しい状況は変わらないのですが、うまく乗り切ったといえるでしょう。後半の、つまり柏木が入ったメンバーでやれば、ホームなら勝てるかも、と希望を抱かせてくれるような戦いぶりでした。っていうかベトナムもやっぱり侮れない?

1試合だけで判断するのもあれですが、このサウジ戦を見る限り、森島>平山というのがはっきりとしたのではないでしょうか(背の大きさがではなくて)。後半7分に、GKからのパスを受けた右サイドの内田が、センターサークル付近に引いてきた森島に当ててワンツーで抜け出したシーンがあったけど、この時の森島の体を捻りながらのワンタッチでのパスは、判断力、技術、タイミングとも見事なものでした。平山にあれは出来ないだろうと思います。このプレーに代表されるように、スムーズかつ力強いポストワークを見せ(高さも十分に通用していた)、前線からのチェックに奔走し、ゴール前にもしっかりと顔を出すことが出来る(決めることは出来なかったけど)。上を見たらキリがないけど、現時点ではU-22日本代表のCFは森島でしょう。

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2007/09/10

高円宮杯 名古屋U-18、インハイ王者に勝つ

名古屋グランパスエイトU-18

     2  -  1

            市立船橋

秋津サッカー場で行われた高円宮杯のオープニングゲーム、名古屋グランパスエイトU-18×市立船橋の一戦を見に行ってきました。昨年の準優勝チームと今年のインターハイ王者の対決は、ジュビロ磐田ユース×G大阪ユース、横浜FMユース×サンフレッチェ広島ユースと並ぶグループリーグ屈指の好カード。市立船橋といえば、古くは初代小川、野口に始まり、原竜太、中村直志、最近では阿部、2代目小川を輩出している、名古屋にとって浅からぬ縁のある高校です。気温30℃を超える中、両チームとも最後まで走り続け、集中し続けた好ゲームでした。

Imgp1121

会場に到着した時には、すでにゲームが始まって5分くらい経過していました。お互い様子を見る感じでゆったりとした立ち上がり。 市立船橋が浅いラインの442。名古屋U-18の布陣は361でしょうか。相手ボールの時は541のようにも見えました。Imgp1119両サイドの三島②、中田③が、高い位置にいる市船の両サイドハーフ(FW登録?)若狭⑨、渡部⑩をかなり警戒して下がり目のポジションをとっていたようです。でも、攻撃の時はタイミング良く上がっていき、決して押し込まれているわけではありません。先制したの市立船橋。ピッチ中央で西部21がトラップミスしたところを若狭に奪われ、そのままドリブルから鮮やかなミドルシュートを叩き込まれてしまいました。名古屋U-18も次第に積極的な攻めを見せ始め、サイドからいい感じでクロスが入ったり、太田⑦や中田がドリブルで中へ切り込んでシュートを放つなどペースをつかんできました。そして中央やや右よりで得たFKのチャンス。中田の無回転気味の強烈なシュートを相手GKがファンブルしたところを、ゴール前につめていた三宅⑤がワンタッチで蹴りこみ同点。その後は市船にほとんどチャンスを作らせず、名古屋ペースのまま前半終了。

後半になるとアルベス⑨のポストプレーが目立つようになってきました。開始早々、そのアルベスが、右サイドのスペースに出たボールに追いついてボールキープ。後ろからサポートにきた三島に戻すと、三島はすかさずクロス。Imgp1120 逆サイドに走りこんでいた安藤④にぴったりと合い、ヘディングでゴール。見事なカタチで逆転に成功しました。その後は徐々に市船が圧力を強めていき、名古屋U-18が攻め込まれることが増えてきました。中村⑮のキープからサイドで数的優位を作られて、あっさりとクロスを放り込まれるといったシーンが目立ちました。しかし、最後まで集中力が途切れず、市船のあせりにも助けられ、インターハイ王者に競り勝ちました。

両チームとも、DFラインから丁寧にパスをつないで攻撃を組み立てていくスタイル。特に市船は、GKがパントキックをすることがほとんどなかったことも、そのスタイルの徹底ぶりを表していると思います。Imgp1123名古屋にとっては、昨年の決勝の滝川第二のように、裏を狙ってどんどん蹴ってこられたほうが嫌だったような気がします。 ディフェンスでは、この日は合わなかったから良かったけど、サイドのけっこう深いところからあれだけ簡単にクロスを上げられるのは少し心配です。攻撃では、みんなしっかりと走ってボールも良くつながっていました。MF中央で冷静にボールを捌くキャプテン西山⑧が良かったです。それと、1トップ気味だったアルベスのポストプレーが巧でした。市船のCB橋本⑤(190cm!)のプレッシャーにも負けず、ボールがよく収まっていました。左右スペースにもよく走りこんでチャンスを作り出していました。

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2007/09/09

A代表 オーストリア戦感想

立ち上がり、オーストリアのシャープでシステマティックな動き、パススピードの速さ、プレスの強さ、カウンターの迫力なんかを見ると、なかなか手強いのか?と思ったりしたのですが、正確性に欠けるところがあって、そうこうしているうちに、MFでの稲本の派手な立ち回りや、闘莉王、中村俊、稲本のロングレンジのパスがいい感じに決まるようになり、次第に日本のリズムになっていきました。でも、せっかくサイドを変えて加地なり駒野なりがいい形で受けても、味方のフォローが遅くて(オーストリアの寄せ・戻りが早かった?)数的優位を作れずに、アジアカップ以来よく見かける、ポゼッションはするけど決定打が出ないパターンに陥ってしまいました。いわゆる3人目の動きや追い越す動きが少なく、攻撃にスピード感が感じられません。アジアカップ以降言われるようになった個の打開力(例えばドリブルとか・・・)ということでいえば、田中達や松井が時折見せてくれるのですが、ブツ切り感が強いというか、あまり効果的ではなかったように思いました。周囲の選手にも問題があるのでしょうけど。もっと全体的に運動量を増やして、チームの連動性を高める練習をしていけば、面白い試合が出来るようになると思います。中澤、闘莉王の2CBと稲本-この3人はいずれもスペシャリストといっていいと思います-のパワフルなプレーが、高さのある、そしてチェコに1-1で引き分けたというオーストリアにも全く引けをとっていなかったのが頼もしかったです。それと鈴木啓を含めた真ん中の4人は、かなり強力だと思います。が、替えの効かない存在(稲本はまだ微妙か?)になりつつあるのが少し気になります。

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2007/09/02

苦しい戦いは続く・・・

名古屋 1 - 4 G大阪

けが人、出場停止が重なり、G大阪と比べるといかにも苦しいメンバー構成での一戦。失点の場面は、個の能力差(1、3失点目)、連携ミス(2失点目)、集中力欠如(4失点目)といった感じでした。厳しいチーム事情なのですから、なおさらチームとして踏ん張って欲しかったのですが。

ところでここ最近、鹿島、川崎、名古屋、G大阪が、あたかも4チームによるリーグ戦のように頻繁に対戦していますが、その結果は次のようになっています。

22節 川崎  4-1 G大阪

23節 川崎  1-1 名古屋

    G大阪 5-1 鹿島

24節 鹿島  4-1 川崎

    名古屋 1-4 G大阪

こうして見てみると、次節名古屋が鹿島に4-1くらいで勝ってもなんら不思議ではないような・・・。幸い少し間隔が開くし、ヨンセンも復帰してくれるかも知れないので、なんとか立て直して、ホームで勝利して、勢いと自信を取り戻して欲しいです。

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