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2006/11/29

名古屋の歩く道

今週のサッカーダイジェスト、信藤健仁氏の「90分の真相」という連載に、名古屋-浦和戦が取り上げられていた。サブタイトルの「シュート数は3本だが互角のタレントならば名古屋が大勝していた」に釣られて思わず買ってしまった。要約すると、「シュート数こそ3-18だったが、これは個々の能力に負うところが大きく、やっているサッカーの質(攻撃的な姿勢)は名古屋のほうが良かった」信藤氏はこのように感じたようだ。例えば、中盤の構成。浦和(ブッフバルト)は、鈴木、長谷部のボランチ2枚でまずはしっかり相手の攻撃を受け止めようという狙い。これを守備ありきの起用だと言っている。それに対して名古屋(フェルフォーセン)は、藤田のワンボランチ。守備能力を買われてというよりも、ボールを散らしてスムーズな攻撃が出来るようにするための起用。ボランチに攻撃を食い止める”つぶし役”ではなく、攻撃のスターター的な駒を(しかも1枚だけ)置くというのは、攻撃的な姿勢の表れだといえ、信藤氏にしたらフェルフォーセンの狙いは充分納得できるものだったようだ。また、名古屋の、ヨンセンがビルドアップに加わり、そこから杉本、玉田の両サイドへ展開していくというピッチをワイドに使ったスタイルにも好感を持っているようだ(決勝点のきっかけとなったカウンターにもヨンセンのポストプレーが組み込まれていた)。対照的に、ゴール前に張り付いているワシントンへ、アバウトなボールを放り込むことに慣れてしまい、つながりのない攻撃で最後のところでは結局単独勝負になってしまう浦和(それでもどうにかなってしまう、シュート3本に抑えることが出来るのは、個々の質の高さ、汗かきタイプの選手たちの頑張りがあるからこそ)よりも、名古屋のほうがいいサッカーを見せている、とまで言ってる。両チームのこのゲームに対する位置づけも違うだろうし、信藤氏は浦和サイドの人だから、あえて厳しいことを言っているのだろうけど、こんなにも名古屋を持ち上げてくれると、なんだかくすぐったい。それでも結果としてはあれだけ押し込まれてしまうほどの個人の能力差って、いったいどれだけのものなんだ?私の考えでは、決して個々の能力でも負けていないと思っている。そして、信藤氏も評価しているように、フェルフォーセンの目指す方向性は決して間違っているわけではない。選手たちは名古屋のスタイルに自信を持って、さらに熟成させていって欲しいと思った。

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2006/11/27

名古屋 福岡を完封

名古屋にとって今季ホーム最終戦。相手は残留争い真っ只中の福岡。そんな難敵に、ヨンセンという攻撃の大きな軸を失っても立派に(?)戦えたのは成長の証といえるだろう。相変わらずシュート数は少ないけど・・・。それにしてもまたずいぶんとイエロー貰っちゃいました。そんな中、スピラール、大森は奇跡的にイエロー回避で最終戦もディフェンス陣は不動。天皇杯ゲットに向けて、更なる熟成に期待したいところ。玉田が先制ゴール!やっぱりPKでしたねー。藤田→杉本→中村で決めた2点目のカウンターも見事だった。玉田と本田がペナルティエリアまでつめてきていたところが気に入った。

色々な思惑が絡み、名古屋のセンスが問われると言われていた下位3チームとの連戦だったけど、次節は最下位=降格が確定した京都との対戦。何の遠慮も、空気を読む必要もないごくごく注目度の薄~い一戦になってしまった。一応京都のほうはホーム最終戦ということになるけど。本田不在ではあるが、ほぼベストメンバーで望める名古屋、いまいちモチベーションアップを期待できない状況の名古屋が、この一年間の集大成としてどのような戦いを見せるのか。天皇杯、更には来季に希望を抱かせるような戦いが出来るのかに注目だ。

千葉の青木孝太がリーグ戦デビュー(?)でいきなり1ゴール1アシストの活躍。来季はレギュラー定着か?

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2006/11/26

お義父さんと同居

11月16日、かみさんの実家が火事になってしまった。延焼はなかったけど、厨房(実家は焼肉屋さん)を中心にかなり燃えてしまった。お義父さんは煙をたくさん吸ってしまってしばらく入院。お義母さんも、逃げる時に3階から飛び降りて背骨を骨折してしまい入院。足に軽い怪我をしたけど普通に動ける弟の剛くんを中心に、この1週間は家の後片付けやらなんやらで忙しかった。リタも無事だった。家(お店)はとても住めるような状況ではないので(電気、ガス、水道も止まってるし)建て直すことになりそう。宿無しになってしまった剛くんは、お義兄さんの家に、リタは家に来ることになった。そして今日、お義父さんが予想外に早く退院することになった。煙を吸って気管支が炎症をおこしていたけど、それも治まって、その他には大きな外傷もなかったためで、後は肺炎にかからないように気をつければ大丈夫だそうだ。いろいろ考えた結果、他に住む場所が見つかるまでの間、家にいてもらうことになってしまった!いやぁ、緊急事態とはいえ、こんな形でお義父さんと同居することになるとは夢にも思わなかった。ちょっぴり緊張するなぁ。お義母さんも、しばらく安静状態で、治るのに少し時間がかかるかもしれないけど、意識もしっかりしていて元気なことは元気だ。今は、退屈しのぎにレース編みをやっている。それにしても、最初にかみさんから電話で「火事になった、お父さんの意識がない」と聞いた時はいろんなことを考えてしまった(後で聞いたら、意識がなかったのは麻酔で眠っていただけだったそうだ)。とにかくみんなが助かってくれて本当に良かった。

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2006/11/24

名古屋 C大阪に引き分ける

相手は残留争いでモチベーションが尋常ではないC大阪、しかもアウェイ、天敵古橋もいるし。こっちは中盤のレギュラーが4人も不在なところに、前半途中で渡邊が退場になり10人での戦いを強いられる。浦和戦での消耗も心配された。それでも引分けに持ち込んだのは地力がついてきた証だろうか?(いや違うか)。内容としては、シュート数(5本)から推し量れば、かなりお粗末だったような気がする。アジアユースで存在感を示した青山隼が、リーグ初出場を果たした。プレーぶりはどうだったんだろう。それにしても、C大阪ではMFカルテット不在。次節の福岡戦はヨンセンが出られなくなってしまった。最終節の京都戦は残留争いの公平を期するために、スピラールあたりを出場停止にでもされるのだろうか。かわいそうな名古屋だ。対戦するほうとしたら、中盤4人抜き、ヨンセン抜き、スピラール抜きの名古屋だったら、どの名古屋がいいと思うだろうか。

フェルフォーセン監督の続投は好意的に考えている。なんでだろう?と思うような選手起用もあるけど、「オーガナイズ」という便利なコトバを広めた功績は大きい?とにかく来季は中期計画の2年目。中位争いを抜け出して上位をうかがうパフォーマンスを期待したいところ。

明大の小川って、第81回全国高校サッカー選手権の決勝戦で、目の覚めるようなミドルシュートを叩き込んで、国見を沈めてみせたあの小川だったのね。この試合は国立で見ていたけどいい試合だった。小川は攻撃力を期待されての獲得のようだけど、当時は中盤で「水を運ぶ選手」みたいなスタイルだったような覚えがある。それほど派手なプレイヤーではなかったはず。あと、ちょっと線が細いかなぁという印象も(だからなおさらあのミドルシュートには驚いたんだけど)。市船→明大→名古屋ときたら中村直志が有名(?)だけど、どんな風に成長しているのか、成長していくのか楽しみだ。このときの国見、市船両校のメンバーってなかなかすごい(名古屋が獲得した巻佑樹も出てたんだ。当時はDFだったんですねー)。

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2006/11/22

3人目の動き

昨日のU-21の韓国戦、まだ見ていないんだけど、右サイドに入った水野がかなり良かったみたい。韓国相手にドリブルでサイドを圧倒するなんて頼もしいヤツだ。これだったら、左サイドは似たようなタイプの家長よりも本田のほうが面白いんじゃないかな、やっぱり。あとは苔口のところに乾が入ればさらに面白くなりそう。問題は1トップの適任者がいないこと(えっ、平山?)。

「3人目の動き」というのは、簡単に言うと、a、b、cの三人の選手がいて、aからbへのパスというプレーが行われている間に、cはbからのパスを受けるための動きをすること。相手よりも先手を打つことで、攻撃を有効なものにしようというのが狙いだ。昨日フットサルの練習中、この動きをした時にふっと思ったことが、「守備が薄くなっちゃうな」ということと、「ボールを受けた2番目の味方(bの選手)がボールを失うなよ」ということ。遊びでフットサルをしている人間とプロのサッカー選手を比べるのはかなり無謀だけど、きっと彼らも似たような意識を持っているんじゃないかなと思った。そのような”消極的な意識”をなくしていくことが、オシムのいうリスクを冒すことに繋がるんだろうな。消極的な意識があると、前に出るのを躊躇してしまう。意識がなければ躊躇もない。もちろんリスク管理は必要で、出る時出ない時の判断は重要だけど、過剰に意識して前に出ないのと、意識を取り払った状態であえて出ないのには、大きな違いがあると思う。消極的な意識をなくすには、個々の意識改革もそうだけど、例えば闘莉王が上がった時は、鈴木啓太がカバーするといったようなチームの連携・共通意識を確立すること、相手に奪われた時に責任を持って戻れるだけのフィジカルを養うこと、例えばヨンセンに入れば必ずボールが出てくるといったように(共通意識でもある)、信頼を得られるだけのプレーの正確性を身につけていくことが必要なのかななんて思った。途中から”3人目の動き”と”前に出る動き”がごっちゃになってしまったけど、まぁいいでしょう。

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2006/11/20

”オレンジ旋風”って知ってますか

11月18日は、Jリーグ浦和戦での名古屋の勝利の他に、もうひとつ素晴らしい勝利を手にした日だった。全国高校サッカー選手権の千葉県大会決勝で、私の母校である八千代高が渋谷幕張高(闘莉王の出身校でおなじみ)を1-0で下し、9年ぶりに選手権の出場を決めたのである。9年前(1997年)は現千葉の羽生を擁し、テクニカルなパス主体のサッカーでベスト8まで駒を進めた。現清水の兵働がいた1999年~2000年は、インターハイ優勝はあったけど選手権には出られなかった。今回は、J1磐田に加入が内定しているMF山崎や、J1千葉に内定しているMF米倉を中心とした、個人技主体の攻撃的なサッカーを展開する好チームになっているようだ。八千代高サッカー部のHPによると、今年の8月に愛知のフェスティバルで野洲高とやっていて5-1で勝ってるし。まぁ、どんなメンバーでの対戦だったのかはわからないけど、これは選手権が楽しみだなーと思っていたら、今日の組合せ抽選会でいきなり国見高との対戦が決定(おーぃ)。その他にも同ブロックは、野洲、鵬翔、初芝橋本、那覇西など強敵が控えており、”死のブロック”となった。なんとか勝ち進んで3回戦で野洲高と再戦するのを見てみたい。ていうか優勝目指して頑張れ。

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2006/11/19

名古屋 浦和に劇的勝利!

異様な雰囲気のホーム豊田スタジアムに首位浦和を迎えた名古屋グランパス。浦和を止める刺客の役割を果たすことが出来るのか?試合のほうは、前半こそ杉本のスピード、玉田のドリブル、本田の技巧などでサイドにボールを運び、クロスを狙うという攻撃でなんとか格好はつけていたけど、浦和の名古屋シフト(4バック)を前にシュート2本に押さえ込まれる。後半に入ると、このあいだのU-21の日本-韓国戦のような一方的な浦和ペース。オフサイドトラップを破られ山田に決定的な場面を作られたり(楢崎ナイスセーブ)、スピラールがスパイク交換のためにピッチの外に出ている間に、ワシントンにフリーで打たれたりとピンチの連続。その後も圧倒的に押し込まれる名古屋だったが、文字通りワンチャンスをものにする(後半のシュート数は1本)。右サイドの深い位置から大森(?)→ヨンセン→山口→杉本→左サイドの渡邊とつながるカウンター。渡邊のクロスは闘莉王に跳ね返されるが、この攻撃に過敏に反応しすぎたか、浦和の最終ラインと中盤の間に大きなスペースが開いていた。そこに走りこんで本田がフリーでボールを拾うと、ポンテのチェックよりも一瞬早く、ヨンセンが待ち構えるゴール前へ高精度のクロスを入れる。ヨンセンはマークの内舘(闘莉王かブッフバルトだったら押さえられた?)の前に体を投げ出すようにして美しいダイビングヘッド。浦和のゴールをこじ開けた。その後は2度ほどあったカウンターのチャンスを活かせなかったものの、浦和のパワープレイをしのぎきって見事勝利!空気がどうとかそんなことは関係ない、気持ちの入った素晴らしい勝利だった。藤田、本田、中村の次節出場停止という大きな代償を払うことになってしまったけど(次節の中盤の構成はどうする?)やっとのことで一ケタ順位まで上がってきた。G大阪、あとは自分たちでなんとかしてくれ。

それにしてもこの試合、直前まで観戦に行く予定だったのに家庭の事情で急遽行けなくなってしまったのが本当に残念だったなー。

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2006/11/17

サウジアラビア戦感想

アジアカップ予選の最終戦であるサウジアラビア戦、ともに本大会出場を決めており消化試合ではあるが、日本は2点差以上で勝つと、このグループの1位となるそうだ(勝ち点が並んだ場合、当該チーム同士の得失点差で順位を決めるため)。この試合の興味は名古屋が誇るブレ球マスター、本田圭佑(エリコさんのブログによると、今週末の「やべっちFC」の中の”FK研究所”に登場するみたい)の出場があるかどうかということだったけど、なんとサブにも入れず。これには正直まいりました。オシムに口ごたえでもしたのか、それとも今回の初招集組の中では一番注目度が高そうだったから、天の邪鬼なオシムにいじわるされたか(そんなわけない)。土曜日の浦和戦で鬱憤を晴らしてもらおう。試合のほうは、3-1と快勝。特に我那覇が決めた2点目と3点目の時のチームとしての連携は見事だった。チームというよりは、2点目の時の今野のオーバーラップと、さらにその外を回った加地の相手を釣る動き、3点目の時の加地のニアサイドへの飛び込みが気に入った。もちろん、我那覇のシュートも素晴らしかった。PKを与えてしまったけど、CBに入った今野は良かった。慎重なタイプに思える坪井にも今野のようなダイナミックな動きが出来るだろうか。本当にみんなよく動いていた。「○○がそこにいるのかよ」みたいな驚きが何度もあった。闘莉王はもちろんのこと、今野や駒野、加地、阿部といった守備的な選手たちが、どんどん相手陣内へと向かっていくのは、見ていて爽快だった。課題はその運動量をどこまでキープできるか(あるいは、どのように効率良く動くか)、と個々のプレーの正確性(特にサイドからのクロス)を高めていくことだろう。三都主がなんか良かった。生意気そうなハタチのレフティが入ってきて、少し本気になったのか。いつも判断が遅く、ボールを持ちすぎているような印象だったけど、この日は終始シンプルなプレーをしていて、ボールが彼を経由しても澱みがなかった。前半、駒野が絶妙なタイミングでオーバーラップした時に、パスを出すタイミングがほんの少し遅れたプレーが1回あったけど、それ以外は全くもってスムーズ。ストレスを感じさせなかった。このあたりは、三都主だけでなく他の選手たちにも、多色ビブスを使った、状況判断や先を読んだサポートの仕方を養う練習の効果が現れているのかも。その存在感とヘアスタイル、少し猫背でトコトコ走る姿。闘莉王がラモス瑠偉に見えてしょうがない今日このごろだ。

巻の弟、佑樹の名古屋入り決定。以前読んだ千葉の羽生のコメントによると、兄貴は最初の頃はめちゃめちゃ下手っぴだったらしいけど、弟はどうなんだろう。ヨンセンという絶好のお手本がいるので(名古屋を選んだ理由はそこか?)、しっかりとその技を吸収して、日本を代表するポストプレイヤーに育っていって欲しいものだ。

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2006/11/15

小さくてひょろひょろした選手

U-21日本代表の韓国戦、NHKで放送される前に結果が分かってしまった。1-1のドロー。内容としては、韓国にかなり押し込まれたようだけど、もっとやられるんじゃないかと思っていたので、この結果はうれしいサプライズだった。全部見る時間がなかったので、取り急ぎ、乾が出てきた後半30分過ぎからをチェック。

左サイドに入り、15分ほどプレーした乾貴士。韓国のプレスがだいぶ緩んでいた時間帯ではあったけど、堂々としたプレーぶりだった。ひとつひとつのタッチがいちいちお洒落だ。そして、ボールを持つと当然のように前に突っかけていく。あっさり取られてしまうシーンもあったけど、スピードで抜いたり、フェイントで抜いたりと通用しているところもあった。中央を突破し、韓国DFを3人ほど引き付けたところで、右サイドにいた前田に出したスルーパス。動画で見た、高校サッカー滋賀県予選の準決勝の時も再三やっていたプレーだ。彼はドリブルが上手い。でもただのドリブラーではなくて、ドリブルで相手を引きつけておいて、スペースにいる味方にしびれるようなスルーパスを出すことも出来る。もちろん自分で持ち込んでシュートやクロスまでいくことも出来る。ドリブルを始めると、それが「目的」になってしまって(あるいは目的のプレーまでいく前に)結局最後には相手にカットされて終わり、というプレーがよくあるけど、乾はドリブルを「手段」として使える選手だ。小さくてひょろひょろしている(反町監督談)けど、しっかりと持ち味を出していたと思う。

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2006/11/13

名古屋 大分に勝利&本田初代表&青山お疲れ

雨が降るコンディションの中、大分とのアウェイ戦に臨んだ名古屋グランパス。スピラールの放り込み→ヨンセンのポストのこぼれ→杉本が拾ってシュートという、現在の名古屋にとって唯一確立されたパターンで先制すると、ディフェンス陣がふんばり、リーグでは久しぶりの完封勝利、天皇杯の仙台戦から2戦連続完封勝利で、何とかJ1残留を決めた。ホッと一息つきたいところだけど、次節の相手は、ここで勝てばほぼ優勝決定という状況の浦和。優勝争いの興味をつなぎ止めるのも、バッサリと断ち切ってしまうのも名古屋次第(あとレフェリーも?)。空気が読めないことに関しては、FC東京にも負けないと言われている名古屋の戦いに、日本中のサッカーファンの視線が注がれる。今春のアウェー戦での対戦は0-0で乗り切っている。ホームで浦和を2-1で下している大分に1-0で勝った。Jリーグ始まって以来浦和とは相性が良い(良かった)。果たして名古屋はどう出るのか?この大変な試合が、選りによって自身初めてのホームでの観戦、豊田スタジアム初体験となる。あれほど累積警告が溜まっていた主力メンバーが、誰一人欠けることなく揃って出てきてくれそうなのはうれしい限り。ただ名古屋のホームの雰囲気を味わいたいと思っていたのに、違った雰囲気になりそうだなぁ。

本田圭佑が日本代表に初招集された。ずーっとぬるま湯だった左サイド三都主の、強力なライバルとなってくれることを望む。個人的な分析ではほぼ互角の評価なんだけど、果たしてオシムはどうするだろう。

【本田、三都主徹底比較】

  • 守備力  : 本田>三都主
  • FK     : 本田>三都主
  • パス   : 本田>三都主
  • 判断力  : 本田>三都主
  • スピード : 本田<三都主
  • 経験    : 本田<三都主
  • ドリブル : 本田<三都主

アジアユースの決勝、北朝鮮と対戦したU-19日本代表は、残念ながらPK戦に敗れ優勝を逃した。青山が出場停止の槙野に代わりCBで出場。ユーティリティ性を発揮し、福元とともに、このチームのディフェンスにおけるキープレーヤーであることを示したと思う。ボランチを本職としながらもCBもこなせる、まさに今の日本代表(オシム)に求められているタイプだ。この悔しさを糧にして、U-20ワールドカップへ、さらにはフル代表にも呼ばれるように頑張れ。

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2006/11/10

渡邊、津田U-21日本代表選出!

日中韓サッカーU-21代表交流戦のメンバーに、名古屋からMF渡邊、FW津田の2人が選ばれた。今回は、反町監督のコメントどおり経験を積ませるための選考みたい。まぁ、現時点でのBチームといったところだろうか。でも、このグループに入れない選手はまだまだたくさんいるし、これを足がかりに大化けする可能性もある。約50人ほどのグループの外側のほうにようやく入れてもらったところだけど、これからどんどんグループの真ん中を目指していって欲しい。野洲高校の乾貴士もリストに入った。相手が日本の高校生からいきなり韓国のタフなオトナたちにレベルアップするけど、あの「そっちかよっ(by北澤豪)」と思わせてくれるドリブルやパス、意表をつくミドルシュートがどのくらい通用するのだろうか。日本のメッシーになれるか??高校選手権の県予選も大詰めの今、ハードな日程でコンディションを崩さないかが少し心配ではある。

U-19日本代表は韓国相手にPK戦で勝利し、アジアユース選手権決勝までたどりついた。開始早々に先制を許したり、槙野が退場になるなど苦しい展開になったけど、最後まで気持ちを切らさずに戦い抜いたのは良かった。10人になってからが守備的過ぎるといった記事も見かけたけど、やっぱり初優勝という結果が欲しい。現実的な作戦だと思う。っていうか、試合見てもいないのに言ってます。試合見てたらイライラしたかも。それにしても、またも青木の左足が炸裂したようだ。PK戦の時もでも日本の最後のキッカーとして冷静に真ん中に蹴りこんだみたいだし。細身だけど型にはまった時の左足のキックは強烈だ。決勝の相手は、グループリーグ初戦で対戦した北朝鮮。気合の入り方が違うだろうし、槙野も出場停止で今回も厳しい戦いになるだろう。あと1試合、内容重視派だけど、ここまできたらそんなものは問わない。とにかく悔いの残らないように自分たちの出せるものを出し切ってもらいたい。

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2006/11/09

柏木いいねぇ&FWの思考

ここまでアジアユースを見ていていい選手だなぁ、と思ったのが広島の柏木陽介だ(広島サポにしてみれば遅いよっ、といった感じかもしれないが)。中盤を縦横無尽に動き回り、攻守に素晴らしいプレーを見せている。印象的だったのが、タジキスタン戦の3点目のシーン。自陣右サイドの深い位置で内田がボールを奪う。フォローに寄ってきた柏木とのワンツーで相手を交わすとハーフウェーラインあたりにいた森島に縦パスを入れる。その時柏木はそこから一気に相手陣内、ペナルティエリアまでオーバーラップしていく。その間にボールは森島→梅崎と繋がり梅崎が思い切り良くミドルシュートを放つ。DFに当たったこぼれ球が左サイドにいた伊藤翔へ渡る。その瞬間エリア内でスピードを落としていた柏木は、再び短いダッシュでフリーになると伊藤翔からのパスをワンタッチでシュート。柏木のダイナミックな動き(70~80mは走っただろう)が引き金となった見事なカウンターだった。このように、労を厭わない汗かき的なプレーも出来るし、いわゆる司令塔的なプレーも見せる、FKでもいいボールを蹴れる。ここまでの活躍は見事だと思う。今週発売のサッカーマガジン、ダイジェストを立ち読みしていたら、柏木の写真が大きく載っていた。その表情、特に目つきが、なんとなくアトランタ五輪予選の頃の前園真聖にだぶって見えてきた。

サウジ戦で劇的なゴールを決めた千葉の青木孝太。エルゴラに載っていたインタビューによると、決勝ゴールのシーンでは①柏木がシュートを打つと思いそののこぼれ球を狙っていた②相手GKがニアを切っていたのでファーを狙っていた③DFが足を出してくる時にその股下を通せばシュートがファーに飛んでいくと考えていた、そうだ。①は点取り屋と呼ばれるタイプなら当たり前の予測だろう。これが出来ないと、今年の6月にドイツのニュンベルクで多くの日本人が目にしたようなことが起こってしまう。すごいなと思ったのは、②と③をあの状況で、あの一瞬のうちに考えていたことだ。なんてクールなんでしょう。そして、そのプレーを正確に行える技術も見事。最近は、サイドアタッカー的なプレーを求められていることも多かったらしいけど、やっぱり彼はストライカーなんですねー。

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2006/11/08

オリオン座の見える季節

昨日の夜は寒かったー。仕事帰りにフットサルをしてきたんだけど、手がかじかんで仕方なかった。昨夜から今朝にかけては、この秋一番の冷え込みだったみたい。寒いわけだ。昨日は一日風が強かったせいか、夜は星がよく見えた。駐車場にクルマを止めて家に向かっている途中、オリオン座を発見。すれ違ったサラリーマン風の男性は早くもマフラーをしていた。こっちは、最近ようやく夏用のスーツから厚手のスーツに替えたばかりで、マフラーやコートはまだ先かと思っていたけど、冬もすぐ近くまで来ていることを実感した。ちなみにさっそく今朝は、薄手のコートにマフラー巻いて電車通勤したんだけど少し暑かったです。

U-19日本代表は、サウジアラビアを2-1で下し、ワールドカップの切符を手にした。早い時間に先制したものの、残り10分くらいにPKで追いつかれてしまうという嫌な流れ。しかし、そこで粘った。照明は落ち、降雨によってピッチコンディションも悪化している中、最後までよく頑張ったと思う。青木のゴールが決まった後の、選手たちの歓喜の雄叫びを聞いていると、この大会にかける思いの強さと、チーム立ち上げからの長く苦しい戦いぶりを物語っているような気がした。しかし、監督も言っていたように、これは最低限の目標を達成したに過ぎない。ここからさらにレベルを上げて、世界に挑まなければならない。その前に、取りあえずアジア選手権は優勝してしまえ!

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2006/11/06

名古屋天皇杯始動&U-19イラン戦

名古屋グランパスの天皇杯がスタート。初戦(4回戦)の相手はJ2の仙台だ。4回戦からJ1勢が登場しているけど、ここまでいわゆる番狂わせが起こっていない。いやーな予感満載だったけど、J2の曲者、難敵仙台を無事に1-0で退けた。1-0かぁー。渋い試合してくれるねー。まぁ、内容はともかく勝つことが大事だし、勝ち進むことでモチベーションも高まり、もっといい試合を見せてくれることだろう。この4回戦でかなりのJ1チームが苦戦しているのを見てると、モチーベーションってやっぱり大切なんだなと思った。結果は伴わなかったけど、力で劣っているはずの格下チームがあれだけ健闘しているのは、試合にかける気持ちの差があるからだと思った。名古屋にも、今季最後のタイトル奪取に向かってチーム一丸となった戦いを期待したい。それと、リーグでもうひとつ勝って早いところ残留も決めて欲しい。

U-19日本代表は、イラン相手に1-2と逆転負けを喫してしまった。実況がやたらと煽るけど、4点差つけられなければ、決勝トーナメント進出は決まっていた。1位でいくのと2位でいくのに、それほど大きな違いがあるとは思わなかったので(サウジアラビアもイラクも嫌なチームであることに変わりはない)、何をわめいているのかよくわからなかった。ただ、この試合を見る限りでは、イランのほうが日本より力が上だったと思う。どうして0-5で北朝鮮に敗れたのかがよくわからない。日本としては、北朝鮮ナイスアシストというところだろうか。でも、イランが北朝鮮に勝っていたら、この試合は順位を決めるだけの消化試合になっていただけに、そうともいえないか。消化試合になっていたとしても、実況は煽りまくっただろうけど。期待していた青木孝太は、あまり良いプレーを見せることが出来なかった。後半左サイドを抜け出して右足アウトサイドで折り返したプレーはらしいプレーだったけど、それ以外は相手のプレッシャーに苦しめられていたようだ。まだまだ出番はあると思うので次に期待したい。

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2006/11/05

「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」を見てきた

TVドラマの頃から完全に嵌ってしまった木更津キャッツアイもいよいよ最終章。のっけから韓流ドラマで幕が上がり、死んでいる設定のぶっさんもなぜか普通に(?)いたりして、つかみはばっちり。その後も「フィールド・オブ・ドリームス」しながら話は進んでいきつつ、いろんなエピソードや登場人物、細かいネタなど語りだしたらきりがないくらい内容もりだくさんで、一時も目を離せない、キャッツファンにはたまらない作品になっていた。

バンビ、マスターはちょっと、うっちーはかなり変わったかなという感じだけど、アニが相変わらずなのがうれしかった。あのおバカっぷりはいつ見ても面白い。あと公助が相変わらず物まね教室(物まね教室って)に通っていて、講師が山口先輩から神無月に変わっているのにも笑った。あとはUSAゾンビ隊のリーダー(橋本じゅん=アンタッチャブルの山崎ではない)、アニに「”ヨウスルニ”の使い方間違ってねぇ?」ってつっこまれたり、「シップ、フネ、ワカルネ」だけやけに丁寧に説明するところが妙におかしかった。

ぶっさんと一緒に復活していたオジー。自衛隊女子チーム(?)との対戦で9回表を三者凡退に抑えて、その裏にホームランを打ってそのまま消えてしまったところあたりから、話は一気にリアルモードに入っていく(オジーのやりたかったことは、思う存分ビールを飲むことと野球をすることだった?)。その次の回(延長10回)、5人がマウンドで話し合うシーン。マスターの「楽しいことはみんなぶっさんと一緒に全部やっちゃったから」みたいなセリフや、アニの「もう帰ってくんねぇ」あたりでかなりやばくなってきた。バンビ、マスター、うっちー、アニの4人は、ぶっさんにあれこれ言われなくたって、このままではいられないことはわかってるんだけど、踏ん切りがつけられないでいた。ぶっさんと会って、ぶっさんに”面倒くさい”説教されて、ぶっさんにもう大丈夫だと言うことで、「ばいばい」を言うことで、大人になりきれないこれまでの自分たちにもケジメをつけた。辛いことだけど、これからも生きていくために彼らはそうしたんだと思う。そして、その次に、どうして公助にはぶっさんが見えないのかがわかるシーンになるんだけど、この流れにはうるっときました。

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今まで「木更津キャッツアイ」というひとつの作品をずーっと見てきたけど、主人公の死という設定がありつつも、変にそれを意識させず、意識しても最後はさわやかな気持ちになれる不思議な魅力のある、本当に心に残る作品だった。野球狂の詩でビール飲みながら、くだらない話をしてるキャッツのメンバーたち。もう、そんな彼らを見ることもないのだ。良いか悪いかわからないけど、この作品に出会った頃は、大人になってしまっていた。もう少し若い頃に見てたら、その後の人生少し変わってたかもなぁ。

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2006/11/04

ナビスコ杯決勝 鹿島-千葉

赤と黄色に染まった国立競技場で行われたナビスコカップ決勝。千葉が見事に連覇を果たした。緊張感を保ちつつ、互いに積極的に攻めあうとてもいい試合だったと思う。前半はやや千葉のペース。後半に入ると、鹿島が怒涛の攻めを見せるもゴールを奪うことが出来ないでいる。千葉は左サイドの狭い局面を細かいパスで打開すると、坂本がサイドを変える。そこにフリーで待っていた水野は、ワントラップしたボールの落ち際を思い切りよくシュート。逆サイドネットを揺らした。この日の水野は絶好調だった。対面のファビオ・サントスとはスピードが違った。ボールを持つと、前へ前へと仕掛けていき、見てて気持ちのいいプレーの連続だった。A3の時にも書いたけど、キックが素晴らしい。大きなサイドチェンジ、クロス・フリーキックの球質、思い切りのいいシュート。文句なしにこのゲームのMVPだった。それでも、ニューヒーロー賞に選ばれたのは川崎の谷口だったように、まだまだ試合によっていい時と悪い時があるようだ。コンスタントに力を発揮できるようになれば日本代表の右サイドになっても文句ないですよ。ハースと交代で入った坂本も良かった。左サイドで基点を作り、ゴール前へのクロスやサイドチェンジでチャンスを演出していた。彼のクロスも、水野同様速くていいところに入ってくる。右足でも左足でも蹴れるところがイイ。ディフェンス面でも持ち味を発揮できるところも頼もしい。顔が、うちのかみさんの弟のつよし君にそっくりなのがDFの中島。なんかフラフラしてて、ちょっと危なっかしいところもそっくりで(つよし君ゴメン)、出てくるとつい注目してしまう。この日も、抜かなくてもいいところでわざわざドリブルしてみたり(キックフェイント付き)、角度のないところから予想外のシュートを打ってみたり、後半35分頃の苦しい時間帯(先制ゴールのひとつ前の時間帯)にもかかわらず見事な(無茶な)オーバーラップを見せたりと、スリル満点のプレーぶりだった。ストヤノフ不在を違った形で見事にカバーしていたと思う。勝っても負けても、いつも泣きべそをかいているイメージが強いキャプテン阿部だが、この日の試合後は終始笑顔だったのが印象的だった。見ててとてもうらやましく感じた。

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2006/11/02

アジアユース タジキスタン戦

少し遅いけど、タジキスタン戦の感想

○良かったところ

・4-0という結果を出した

・シュートの意識が高い(森重のミドル、梅崎のドリブルシュートなど)

・3点目のカウンター(自陣深い位置からの柏木のオーバーラップは見事)

・選手起用(控えGKとDF香川以外は全員出場している、誰が出てもチームとしてある水準をキープ出来るのはいいことだと思う)

●気に入らないところ

・中盤でボールを奪うシーンが少ない

・ペナルティエリア手前まで簡単にボールを運ばれてしまう

・ミドルシュートを打たれすぎ

・危険な位置でファウルが多すぎ

・クリアが小さい

いろんな記事を読んで、ハードルがかなり上がっていたからかもしれないけど、それほど完璧な内容でもなかったと思う。このチームをずっと見てるわけではないので、偉そうなことは言えない。これまでの試合との比較では、いい出来だったのかもしれない。でも、このタジキスタン戦だけをパッと見せられたら、そんなにいい内容だった?と思ってしまう。確かに4-0という結果は素晴らしいけど、危なげなかったかと言うと、そうでもなかったように思う。まだまだミスパスも多いし、何しろ消極的なディフェンスが気にかかる(早い時間帯に先制出来たことにより、慎重になりすぎたのかもしれないが)。

もう、イラン戦のメンバー発表されてるし。青木孝太(千葉)が先発だ。どんなプレーを見せてくれるか楽しみ。あと名古屋の青山も先発に復帰。中盤を引き締めてくれー。

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黒革の手帖

手帳を持つようになった。ここ最近、休日の予定が入ることが増えてきているんだけど、誘われてもすぐに返事が出来ないでいて、もう少しスケジュールを管理出来たらいいなと思い始めていた。そこで、Imgp0801その昔大学入学のお祝いに近所の人からいただいて以来、一度も使うことのなかった システム手帳を活用することにした。仕事にではなくてあくまでもプライベート用。週間予定なんかは必要なくて、ましてや1日を時間単位で管理するほどのこともない。予定が入った時に、月のスケジュールに書き込める程度のもので十分なんだけど、その点システム手帳だと自分に必要な装備を選べるから便利だ。ハンズとかロフトのシステム手帳のコーナーに行ってみると、月間予定のだけでもいろんなタイプのがあるし、Imgp0803アクセサリー的なものも色々あって見ていて楽しい。アドレス帳やシンプルなメモ用紙はもちろん、ファスナー付のフォルダや、カード入れ、六つ孔を空けるパンチなんかもあったりする。手始めに、 月曜始まりの月間予定表、無地のメモ用紙、全国の電車の路線図、主要都市の地下鉄路線図、それにファスナー付フォルダをセットしてみた。

それからは、雑誌で手帳活用術みたいな特集が組まれていると、つい気になって立ち読みしてしまう。その中に、「何でもいいから気になったことを書いておくと、その時は無意味でも後になって役に立つことがある」というようなことが書いてあった。なるほどー、と思いとりあえず書き記したのが

”似てる人シリーズ”

○佐藤隆太=チェ・ホンマン

○アンジェラ・アキ=こずえ鈴

○カラテカ・矢部=マグノ・アウベス

○品川(品川庄司)=高原直泰

○ジュニーニョ(リヨン)=リアム・ギャラガー(オアシス)

役に立つ時がくるのだろうか??まぁ、ブログの記事が一個書けたけど。

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