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2006/08/02

普通の19歳

WBAライトフライ級の王座決定戦。亀田興毅がベネズエラのフアン・ランダエタを2-1の判定で下し、世界王座に就いた。

はっきり言って、そんなに甘いもんじゃないと思っていた。そんなに簡単に、周りの思惑通りに王座になれるものかと思っていた。「亀田」については、憎めないキャラクターだとは思うんだけど、なんか好きになれないというか、周りの騒ぎっぷりを見ていると、ひねくれた性格がむくむくと顔を出してきて、いつの間にか素直に応援出来ないようになっていた。例えると、ジーコの日本代表を見るときのような感じだ(ちょっと違うか)。熱い応援が出来ない。つい冷めた目でみてしまう。そんな心境に変化が起きたのは11R。ランダエタの連打で亀田の動きが急激に落ちてしまった場面。なりふり構わずクリンチしてそのラウンドをしのごうと必死になっている姿を見た時、急に心臓がドキドキし始めた(マゾかよ)。勝って欲しいというより、最後まで倒れないで欲しい、最後まで戦い抜いて欲しいと思うようになっていた。

判定で勝利した瞬間、プレッシャーから開放されたことや、夢がかなったことで、周囲をはばかることなく号泣する姿は、いつものふてぶてしい”亀田興毅”ではなく、ただの19歳の亀田家の長男坊だった。

これで、今まで以上に周りが騒がしくなりそうなのはアレだけど、ちょっとだけ亀田興毅のことが好きになった。

8月3日追記

今朝のニュースを見ていると、納得いかない人が多いみたいだ。あれだけ大口叩いといて、結局判定決着となってしまったことへの不満(=亀田興毅への不満)。露骨な(?)判定への不満(=ジャッジへの不満)。「根拠のない期待は失望を生むだけだ」というオシムの言葉がここでも思い出される。僕が素人なりに見ていた印象では、明らかに亀田が失ったラウンドは1R(-2P)、11R(-1P)、12R(-1P)。残りの9ラウンドは互角で、どちらが取ってもおかしくない思っていた。正直、試合終了直後は負けたと思っていたけど・・・。。勝つとしたら、ホームのアドバンテージが働いた時かなとも思っていた。だから勝ったことにはそれほど違和感はない。残りのラウンドはことごとく亀田が取っていたということなのだろう。最後までよく頑張ったと思っている。むしろ、あのような素の一面を見られたこと、一斉に逆風が吹いてきたことによって、かえって亀田興毅を好きになってきた。本当にひねくれた性格だなぁ。

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コメント

こんにちは。
わたしも亀田ファンではありませんが、昨日は見てました。最後まで倒れずに戦って欲しい・・・そう思いながら見てました。
メディアや周りが騒ぎ過ぎでしょう。それで判定で勝ったからどうのなんて勝手が良すぎる。本当にオシムの言葉通りだとわたしも思います。納得が行かない人は期待しすぎなんです。一生懸命に頑張った亀田興毅の姿を見ているとこれからも応援したくなります。

投稿: *aprile | 2006/08/03 13:07

*aprileさん
思ったのは、日本の選手が勝ったのに喜べないのか?ということ。確かに微妙な判定だったけど、他のスポーツなら、応援しているほうに有利な判定には「ラッキー」と思えるのに、ボクシングファンは厳しいですね。反響が大きいのはそれだけ注目されていたということでしょうね。亀田自身には非はないと思います。あのデカイ態度はちょっと問題かもしれませんが(笑)。

投稿: yamamo8 | 2006/08/04 12:34

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